- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166603572
感想・レビュー・書評
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42.195キロの旅路に“ゴール”はあるのか?
彼らは何を考え、彼女たちはどこを見据えて走ったのか? 君原、瀬古、有森、高橋尚子らの軌跡とともに日本のマラソン史を描く!(アマゾン紹介文)
短いページ数だけれど、丁寧に親切に、各時代のランナーが紹介されていて、マラソン初心者の自分にはとても楽しめた。
刊行からすでに随分と経っているので、同じテイストで今の時代のランナーを是非取り上げてほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
350円購入2006-04-01
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資料番号:011261336
請求記号:782.3/ゴ -
著者の名前に期待したぶん、少しがっかり。実際にランナー本人に会って話を聞いているのだから、もう少し突っ込んで書いてほしかった。少し詳しい人ならみんな知ってるような内容じゃないかな。
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[ 内容 ]
一九一二年のストックホルム五輪に日本人として初めて参加した「日本マラソンの父」金栗四三以降、日本は傑出したランナーを数多く輩出してきた。
孫基禎、田中茂樹、君原健二、円谷幸吉、瀬古利彦、宗茂・猛、中山竹通、谷口浩美、森下広一、有森裕子、高橋尚子-。
時代の変化、周囲の期待、そしてランナーの意思。
彼らが闘ったレースとその肉声に迫りつつ、日本マラソン百年の変遷を辿る。
「日本人の精神史」に通じる、出色のスポーツ人物列伝。
[ 目次 ]
第1章 坂の上の雲?金栗四三
第2章 苦い勝利?孫基禎
第3章 アトムボーイ?田中茂樹
第4章 完走者?君原健二
第5章 貴公子?瀬古利彦
第6章 朗らかランナー?谷口浩美
第7章 復活?有森裕子
第8章 ジョガー娘?高橋尚子
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
日本マラソン百年の変遷を辿っている。君原健二、円谷幸吉、瀬古利彦、宗茂・猛、中山竹通、谷口浩美、有森裕子、高橋尚子などは、フォームや表情まで覚えているから感情移入して読める。時代の変化、周囲の期待、そしてランナーの意思にスポットをあてて書かれているので、興味のある章から読み進めることができる。
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マラソンが始まった頃から現在の高橋尚子まで日本マラソンの歴史のターニングポイントとなる人数人を取り上げている。ライバルの存在や当時の時代背景が、個人のマラソン史を彩る。