47都道府県の底力がわかる事典 (文春新書 1301)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166613014

作品紹介・あらすじ

「地方消滅」の危機が叫ばれて久しいが、政府が打ち出す「地方創生」の施策は成功しているとは言えない。一方で、もともと持っている力を活かして成果を上げている地域もある。そこに暮らす人々の知恵と工夫と努力と挑戦が地域を再生させているのだ。日本の地方には底力がある!

47都道府県「地域再生の物語」を網羅!
秋田県 秋田市――商店街スゴロクで街を知る、人を知る
山形県 寒河江市・山辺町――世界が欲しがる山形ニット
埼玉県 熊谷市など――猛暑が生んだ奇跡の米
福井県 大野市――水道を引かないまちの誇り
岐阜県 長良川鉄道――捨てられた路線を黒字列車が走る
大阪府 堺市など――ニュータウンにレモンを植えよう
兵庫県 豊岡市――在宅看取り率ナンバーワンの秘密
福岡県 北九州市――死の海から「環境」のまちへ
宮崎県 西米良村――年間二万人が来る限界集落 ほか

感想・レビュー・書評

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  • 北海道から沖縄までの47都道府県にある、地域を活性化させるための取り組みを紹介した一冊。
    個人的に面白いなと思いましたのが、秋田県のスゴロクで商店街巡りをすると言う企画でした。ゲーム感覚を取り込んだのもそうですが、スゴロクの中で、普段、入ることのないおみせの人と繋がろうとする点が面白いと感じました。

    また以前に訪れたことのある徳島の祖谷地方の話もあり、改めてあの景観は残してもらいたいと思いましたし、広島の神楽も大会のようなものがあると始めて知りました。

    財政的に苦しい地域ほど、街の魅力や人の結びつきが強いような気がしました。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50235682

  •  ''底力"ってタイトルなので特徴的な技術をもった地場産業とか一次産業で革新的な取組みをしてるとか、凄い商売を開発しているとか、地産地消の素晴らしさとか、これぞ地方が盛り上がる施作でそれぞれの県の特徴紹介みたいな目から鱗の活躍企業や自治体、個人の方等の経済活動かと思いきや…
     ミクロ過ぎて、、商店街のイベントとか温泉街の特産品とか…タイトルと落差がありすぎてガッカリです。別に取り上げている活動に疑問や文句を言うつもりは全く有りませんし、地域社会が盛り上がる事はとても大切だと思います。

     しかしながら本書は、まるで小学生の社会見学レポートです。ただただひたすらに地域コミニュティの経済活動を羅列しているだけ。最初の北海道・東北編で読むのをやめました。いくら販促の為といえども紛らわしい大仰なタイトルはやめて欲しいです。

  • ちょっと読むのに疲れる。知りたいところだけ探し読み。絵があると助かったが活字だけなので理解不足になる。

  • 【地方を元気にする秘訣がわかる!】政府や広告代理店が押し付ける「地方創生」で故郷は再生しない。それぞれの地域が育んできた、知恵と工夫と努力と挑戦の事例に学べ。

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