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- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167108229
感想・レビュー・書評
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東大生物学専攻、筆で食おうとし、自分の生き方を捜して苦悩した人。「小説を書きたいと思うあまり、気持ちが内向して、本来の個性を失っていた」学ぶべき言葉である。
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なぜ、ムツゴロウさんはあんなに麻雀が強いのかという疑問を発端に、
彼の人生に興味を持ち、手に取った。
その内容は衝撃的で、エリート家庭に生まれた人間とは思えないような
体験を重ねていることに、現代を生きる自分にとっては衝撃的だった。
また一つ、本の面白さを教えてくれた。 -
青春記よりさらに面白い。
本当に自分はムツゴロウさんにあこがれていたのだなと思う。自由さ、朗らかさ、なんでもできてしまう才能、貧乏も楽しんでしまう楽天家の奥さん、芯のある潔癖さ、優しさ。
元気をもらえる。
「何もうしなっちゃいないよ。ムツゴロウよ、ほら、お前が残っているじゃないか」
これは本当は誰にも言えること。だからすべての人を勇気づける言葉だと思う。
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