レイクサイド (文春文庫 ひ 13-5)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167110109

感想・レビュー・書評

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  • 東野圭吾4冊目。
    火サスっぽい!?

    妖しげでエロい感じが勝手にした。

    体を提供とか、自由恋愛とか、ちょっと異常。
    キモイ。

    まあ、ハッピーエンドみたいで良かったけど。

  • 短い小説だった。
    犯人は誰??結局話の中ではきちんと出てこなかった。
    う~ん、家族の再生の話なんだろうが、それで殺人を黙認していいものか??

  • 主人公に同情できない。
    登場人物にも感情移入できない。
    展開もちょっと強引。

    なのに、
    面白かったとおもわせてしまうのは
    さすが東野さん。

    ただ、ちょっと暗かったなー。
    オチは嫌じゃなかったけど、

    とにかく主人公が好きになれなかった。
    浮気しておいて謝らない。
    愛人を殺した奥さんを、
    さも当然だと言わんばかりに
    「憎んでいる」と…

    女の敵ですね。笑。

    子供は加害者であり、
    被害者なのだと感じました。

    (2011.04)

  • 子供たちの受験合宿のため、とある別荘に集まった4家族。並木俊介は子供や妻のため以外の目的もあり参加することに。ところがそこへ、愛人の高階が書類を届けにやってくる、そして俊介が出かけている間に高階が殺害されるという事件が起きた。しかも妻が殺害したという。しかし、状況や妻を庇おうとする藤間たちの言動に違和感を覚える。何が気になるのか?少しずつ坂崎や関谷夫婦たちに探りを入れて行くうちに、真実に辿り着く!俊介はどうするのかー?というストーリー。20年前の作品なので、今の作品ほど登場人物の心情とかは深くないけど、読者も俊介の立場に立たされ同じように真相にたどり着く道筋を辿るのが面白かった。途中でわかってくるけれども、ラストは納得?それとも?人によって感じ方は違うかな?

  • 冒頭の予想と全く違う展開にもってくる、毎度やられてしまう。文章は堅めだしボリュームもあるのにどんどん読み進めてしまう作品だった。

  • まさかの結末。親になってから読み返してみたい。

  • 最後の最後まで展開が読めなくて犯人が分かりづらい。
    ただのお受験戦争で裏口入学してるだけでは、、?と見せかけて結果犯人が特定されなくてもここまで面白いとは……
    湊かなえの高校入試の流れ?と思いきやもっとドロドロで面白い。

  • 夫が不倫した挙句に愛人が殺された。
    妻が単純動機で殺したと告白。
    不倫関係からの殺人事件はありきたりやなって思ってたんやけど、事件の裏では複数の夫婦の関係が浮き彫りに
    子供の中学試験のためなら身体を差し出したり大金を注ぎ込んだりして、子供の為なら何でもするって親が怖すぎる(単純)
    受験で親がわざわざそこまでするって考えられへんし、したくないかな自分は。
    偽装工作、死体遺棄…子供の将来に悪影響与えないように罪を犯す親が本当に怖い…

  • 謎解き難解

  • それなりに面白い展開ではあるが、全く心が揺さぶられない作品。きっと、この事件は表沙汰にならなかったんだろうと思えるほど、ただ淡々とストーリーが続いていく。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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