新装版 鬼平犯科帳 (24) (文春文庫) (文春文庫 い 4-75)
- 文藝春秋 (2001年2月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167142766
作品紹介・あらすじ
風が鳴った。平蔵は愛刀の鯉口を切る。雪か? 闇の中に刃と刃が噛み合って火花が散った──。 著者の逝去によって「鬼平」シリーズ最終作品となった未完の長篇〈誘拐〉。そのほか、おまさ・お熊が活躍し、平蔵の腹違いの妹・お園の婚礼も登場する女づくしの「女密偵女賊」。おまさの亭主と同名の五郎蔵が役宅の髪結いに。緊張感あふれるなかにも、どこかユーモラスな「ふたり五郎蔵」を収録。また一巻目から読み返したくなる、充実の最終巻!
感想・レビュー・書評
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orz...
作者御逝去のため、未完成とか・・・。
池波正太郎先生、生き返って続きをお願いします。(←無茶言うな。 -
作者が亡くなったため最後の「誘拐」が長編にならずに終わってしまったのが残念。
これで番外編を除き全て読了。
今後くり返し読むのも楽しみである。(HPの日記より)
※2008.9.13読書開始
2008.9.17読了(2回目と思われる)
売却済み -
未完。
本当に残念です。 -
2024.4.8読了
衝撃のラスト -
「女密偵女賊」お糸、密偵になる
「ふたり五郎蔵」出入りの髪結いが脅される話
「誘拐」おまさとお夏の決着になるんだったと思う。お疲れさまでした。 -
鬼平犯科帳最終巻、表題の誘拐は池波正太郎先生ご逝去のため未完となっている。
大滝の五郎蔵、おまさ、小房の粂八、大熊さん、相模の彦十など、個性豊かな密偵。
剣の腕も上達し、息子の辰蔵も、そろそろ嫁取りとの展開となっている。
本当に残念でならない。 -
2022.7.31 読了
作者が亡くなったため、未完となって
終わります。
どうなったんだろうと 気になります。
これで終わりなんて寂しい。。。
ずーっと読んでいたかった。
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女密偵女賊
ふたり五郎蔵
誘拐 (未完)
8年ぶりに鬼平シリーズを再読してみて、やっぱり今回も面白かった!面白いものは色褪せないものだなぁ。 -
特別長編の『誘拐』が気になって先に読んだら、これは作者さん死去による未完のお話でした。
続きがとても気になったけれど、ここまで読んできた鬼平ファンなら、自分のなかで自分なりのストーリーが創れるのでしょうね。
巻末に尾崎秀樹さんの『池波正太郎の文学』という解説がりましたが、これは他の作品についてもわかりやすく解説していて、読んだことのない池波さんの作品をもっと読んでみたい気持ちになりました。
大河ドラマをやっていたときに『真田太平記』は読んだけど、もっと池波さんの真田モノを読んでみたいな…。