春朗合わせ鏡 (文春文庫 た 26-10)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167164126

感想・レビュー・書評

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  • 春朗(北斎)が陰間の蘭陽と事件を解決していくミステリー仕立て。
    短編集なので、ミステリーといっても、さほど手が込んでいず、
    人情溢れる作品となっており、二人の掛け合いが魅力的で、楽しく面白く読むことができた。

  • ?だましゑ歌麿??おこう紅絵暦?の姉妹編。
    今回の主役は、若かりし頃の北斎(春朗)が主役。
    女より美しい男(蘭陽)と組んで事件を解決していきます。
    江戸のおねえキャラ蘭陽が気に入ってしまいました。
    彼が主役の本もまもなく発売らしいので、楽しみです。

  • 2009/1/10 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
    2022/6/11〜6/16

     春朗時代の葛飾北斎が主人公の短編集。高橋作品に共通する、いわゆる"男気”溢れる主人公、春朗が蘭陽とともに謎を解いていく。安定のだましゑシリーズである。次作は「蘭陽きらら舞」。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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