- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167228057
感想・レビュー・書評
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一度は言った思ったことがある「わるくち」を分析しているこの本、わかる!と頷きながら読んでしまった。
特に優柔不断のところは自分が思っていたことがそのまま書いてあってびっくり!
人の悪口を言う時嫉妬をする時の心理がわかって面白かった。 -
めっちゃ意地悪なんですが、楽しく読んでしまいました。
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2017/11/04 9:05:06
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全力でおススメ
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究極の暇つぶし埋め草本。
だからわざわざ目くじら立てるようなもんではないのは百も承知だが、読んでいて浅い内容を咀嚼する前に一々ブレーキがかかるのに苛立つ。そこで、著者の経歴を見て納得した。杉並(断じて山の手ではないぞ)育ちの小金持ちのお嬢さんで大学まで私立のほぼ持ち上がりからの元広告代理店勤め…。ちょいちょい実は私もそうなんですよ、みたいな逃げ道を入れてくるが選民意識がチラ見えしてしまう。これって逆張り自慢本だったりして。あと、若人あきらになんか恨みでもあるのか?モノマネだろうがそっくりさんだろうがあんたに関係ないだろ!それは「貧乏くさい」のとは断じて違うぞ。
(俵万智に対しても言いっ放しでノーフォローである。なんかあったのかと思いたくなるほど。まぁ私も彼女は好かんけどね) -
面白い。
美人の悪口とか。わかるわかる。笑!!モテナイ女の美人悪口!!!笑!!!いるいる!!!笑!!!!!っていう、女子あるある多数!!!
しかも、思ってた?やっぱ?みたいなこともあって、まさか他人には言えないけど、やっぱ思う?よね?みたいな、自分の腹黒さをひた隠しにして生きているものの、心の内を密かに暴いたそんな一冊です!!!
とにかく、切る!!!!!
悪口での切る口。サイコーっす!こんな本あってしかるべきものと、と思える一冊!!!!! -
よく書く文句だけど、この作家は「真面目」なのだろう。「わるくち」という切り口でエッセイを書くことによってどうしても気になるのが、具体的な個人を出しにくいというところ。実際に内容の大部分が一般論であり、後半乗ってきたと思ったら、引き合いに出すのが芸能人、最終的に攻撃するのは自分自身という展開となる。
女性のエッセイで姫野カオルコにしろ、檀ふみにしろ、阿川佐和子にしろ、具体的な人物であったり内輪の人間であったり同級生であったり父親であったりを、名前を上げるかどうかは別として、ネタにして攻撃してフォローする、という周囲5mの話が多いところ、酒井順子は「AさんがBさんに言った」と記号で一般化して語ろうとするのである。これはある意味不利な話だし、実際に「内容が薄いな」と思わされた部分が多かった。
それでも中庸ではあるが星3つをつけるのは、女性作家には珍しく、かっちりした言葉選びと展開に、「女性作家離れした」と言えるくらいのイキオイがあるからであります。
もっと簡単に言うと、ワタシ自身の書く文章と非常に似ていたのでした。彼女の小説も読んでみたいと思いますね。 -
①たいして悪口じゃない
②自分も含めてるからいいでしょ的な小賢しさが気になる
③一茂氏なんだかすげー -
タイトルと表紙に惹かれて読みましたが、いまいちでした。