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- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167239053
感想・レビュー・書評
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2011/4/29 My本棚のこれまでに登録していなかった本を登録。
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図書館で。
昭和初期の女性は大変だったんだろうなあとしみじみ思いました。ああ、今の世に生まれてよかった…。なにせ仕事がない。結婚しないと一人前扱いされない。今の世の中だって弊害は色々ありますがあの時代ほどじゃない、としっかり認識しました。ああ、イヤな時代だ(笑)。
女性よりも男性、男性でも兄弟の中では長男が一番権力を持つ。まあその方程式もわからなくはないのですが中々下の方の虐げられていた立場の者たちは大変だっただろうなぁ。その時代は誰もが知っていた事件なのでしょうが流石にどなたも存じ上げませんでした。それにしても姦通罪は知っていたけど堕胎罪なんてあったんだなぁ…。堕胎する女性と医者は罪を負わせられるけど妊娠させた男性に咎がないなんて確かに横暴ですよねぇ… -
昭和初期~戦後の事件に関わった女性を8人取り上げたルポ。澤地氏の代表作らしく、現在は「完本」というもののみ入手可能。細やかな取材と、かっちりした文で読み応えあり。程よい客観・主観視点のバランスが、最近のドキュメントものには欠けているなあと思わせられますね。
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