隣りの女 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167277048

感想・レビュー・書評

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  • 8/10読了

  • 性的な描写は無いのに、昭和なエロスを感じる。
    あと、表紙の絵が怖すぎる。

  • 向田さんの書き方ってやはり好き

  • あぁ・・・・・。

    思わず声が漏れちゃう。

    そう来たか。うまい。

    向田さんの小説を読んでいると、小説って人間を描くことなんだって思う。

  • なんでこんな表紙なんだろう・・・
    ちょっと怖い。
    内容は読みやすい。
    男女の微妙な関係の描き方がうまい!!

  • 「胡桃の部屋」が個人的には面白かった。その次の「春が来た」も。

    どこにでもありそうな、誰にでもありそうなドラマ。それをこうして描ける著者はすごい。

  • 昭和の女は静かに激しい

  • どんなことをしたって、地に足がついているからいいです。
    古きよき時代の生活に密着した話っていう感じがします。

  • -機械の癖にミシンを掛ける女よりも率直に女の気持ちをしゃべってしまう-

    この一節を読んで、幸田文の「台所のおと」を思い出した。なんだか似ている。二人とも、日常の中での男女間の心の動きを微細におっていて、しかも、弱さとか、狡さ、後ろめたい、と思うようなことをビシビシ攻めてくる。結婚とか、家族とか、誰かと一緒に暮らす面倒くささと愛情というものがリアル。読んで安心するというか、結婚ってそんなもんよ、と思えるのでは?

  • 080914(a 081230)

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著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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