- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167348038
感想・レビュー・書評
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初めて宮本輝さんの本を読みました。
偶然トカゲとの生活を強いられた青年の苦悩とラブストーリー。
細かい描写やトカゲを思う気持ちの変化が絶妙に面白かった。トカゲなしでは成立しないストーリー。
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最初の主人公の暗くてネガティブなキャラはまるで太宰治の小説を読んでいるかの様だったが、陽子という心の綺麗な恋人と自身の分身の様な身動き出来ない1匹のトカゲのお陰で更生して行く展開が面白い。作風に少し猥雑さを加味した宮本輝の新境地と言えそうな内容です。
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春の夢っていう爽やか系の題とブラーブの「青春!」って文字騙されたけど、これめちゃくちゃ重・キモ・胸糞系文章だった…けど展開とかテンポが良くて1日で読めちゃった。でもやっぱ読んでる間苦しかったな…
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再読。
トカゲの描写が気味悪くて 途中でやめたんだった。
今回も四日振りの所で ヲエ、、となる。
どーしよ??
この後 面白くなるのかな、、
トカゲの部分を飛ばせばいいのか?
トカゲは必要なのか??
また 何でこんなことにしたんだよー。
気持ち悪い -
2016/03
本棚整理のため再読、評価変更☆5→☆3 -
懐かしい、学生時代の想い出。
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釘でうたれたトカゲが
恐怖で、でも、どうなるのか気になり読み進めた。
全体的に湿っていて、気持ちがじっとりしてくる感じのストーリー。
感動はしないがインパクトはあった。 -
壁に突き刺さったヤモリ?だったかな、との話。
宮本輝の青春小説。
いいね。