- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167642013
感想・レビュー・書評
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各ストーリー共に面白かった。歌舞伎町の話だけが現実味の無いドタバタ劇で興ざめだったかな。
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煙くさいというか、独特のくすんだ世界観が秀逸です。
世の中に対して斜に構える登場人物達が、人生に対して正対する瞬間がかっこいいです。 -
大学時代に読んだ。
面白かった。
面白すぎて、誰かにプレゼントした。
また読みたい。 -
愛と暴力は紙一重ですね。暴力的に愛されてみたいと思いました。
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色っぽい本でした。余韻が残る本は好きです。
たまたま図書館で知った本ですが、アタリと思います。 -
この著者は「性と暴力の作家」と言われているようですが
確かに本作にも、そういう描写はあるけれど
それだけを描いているわけではないので
暴力の描写が嫌いな私でもサラリと読めました。
作品の焦点の当たった部分がとにかく濃密で緻密。
そして読後感は爽やかとは言えないなぁ〜
青春の無駄な熱さというか、虚しさというか
どこかで繰り広げられてる1シーンを
覗き見してるような罪悪感すら感じた。
それくらいに執拗なんですよね。
嫌いではないんだけど、たぶんもういいかな? -
私にはちょっと受け入れがたいというか、苦手な世界でした。
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どの話も面白く読めた。愛と青春と暴力と・・・
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軽くトラとウマ
読んでいて思わず鎖骨をさすりました
なんで??と思う方は、読んでみてください!!
察しがつく方は、多分はずれw
まあ、読んでみてください。さすったら教えてね -
短編集。作品は5つ入っています。5つ目の「新宿だぜ、歌舞伎町だぜ」には、「眠り猫」シリーズ(好き!)の猫こと仁賀と「なで肩の狐」シリーズの蒼の海が出てくるんですよ〜。知らずに購入したけど良かったです。この作家は性と暴力の作家といわれているようですが、この短編集は(勿論暴力も性も出てきますが)、ちょっと捻った感じのするお話がいくつかあって、最後に「おぉー」とつぶやいてしまったりしました。ちょっと今までこの作家が苦手だった人も、この短編集から読んでみてはいかがでしょうか。