- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167646028
感想・レビュー・書評
-
司馬遼太郎が描く新撰組は時代の流れを理解できずに、暗殺という手段で世の中を変えようとしていた頭の悪い存在でした。
この本では、新選組の中にいる人の視点でなぜ彼らがそのような行動をとっていたのかを一つ一つ丁寧に描いています。
物事を様々な視点で見ることの重要性がわかります。
主人公が強すぎる点はもう少し説明が欲しいと感じるものの、ストーリーの組み立て方の上手さに思わず引き込まれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
令和2年9月10日 読了。
就活が一段落着いたので一気に読みました。
読み進めて行く内に、どんどんこの物語の主人公・吉村貫一郎に引き込まれるストーリーです。
当時の時代背景や、有名な池田屋事件の裏側なども書かれており、ページをめくる手が止まりませんでした。
これから読む下巻も楽しみです。
-
最初は慣れない南部弁や剣術の名前など、わからない言葉が多く読むのに時間がかかったが、中盤からは慣れてきてすいすい読めてきて最後は「ここで上巻終わらせるのずるい!早く下巻を読みたい!」となった。一般的な新撰組の作品とは一風変わったように描かれているので元々あるイメージを取っ払って読むといいと思う。
-
下につづく。
-
私が1番好きな本。
-
ワクワクしてどんどん読み進んだ。面白かった。登場人物がとても魅力がある。吉村貫一郎は死なせないでと願っていました。
-
浅田次郎さんは日本人を泣かせるのがほんとうにうまいなぁと思う。泣いた泣いた。
-
素晴らしかった。初浅田次郎モノ。感涙です。おもさげながんす。
-
これは泣きながら読んだなぁとじみじみしてしまう。
読み終わった後も余韻で涙が止まらなかった。
これを読んで「勝てば官軍」という言葉がクソだと思った。
家族・仲間。
愛・義。
人を想いたった一人で戦った。
涙必須なので家で一人読むことをおすすめします。