- Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167676070
感想・レビュー・書評
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裏社会を生き抜いた女性が、特殊な能力を使って生き抜くものの、しがらみから抜け出せず、過去に取り込まれていく。
大沢さんの作品はブラックな社会の中を、必死に生き抜く主人公がカッコいい。
一方で本作品は少しご都合主義が強かったかな…と感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初のつかみはよかったのですが、後半主人公のイメージがちょっとずれてしまったかな…
意外と脇役が魅力的だったり。
続編魔女の盟約に期待。3.3 -
男より女の方がハードボイルドに生きてる。
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「負の経験を経てこそ初めて本当の強さを身に付けられる」ことが分かる一冊。
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魔女の魔女らしさがあまり発揮されず人間的な弱味が出て辛い物語になってしまった
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都市伝説をふんだんに盛り込んだようなストーリーで面白かった。一番の番人とかやばすぎ。
実際に、瀬戸内海には売春島があるらしいし、そこにはきっと主人公が経験したような苦痛があるんだろう。
主人公が死ななくてよかった。自分で決着つけると思ったら、まさかの韓国人大活躍だったけど。 -
魔女の盟約は 面白かったが
この 魔女の笑窪は、ちょっと分散的な感じを受けた。
結局 水原 が 内省的になり
過去のことを掘り下げていく作業が 中心だったから。
水原のオトコが 読めてしまう ということから、
その先の展開が あまりないのが残念。
最終的には 星川 元刑事で おかまというのが
友達のままで 協力しているというのも
大沢在昌らしくない。
もっと、人間損得勘定で 動いていることに
面白さが あったのだが。
整形外科医が かなり重要だったが、
薄っぺらかった。
それよりも ルポライターの 若名が
面白いんだけど、途中で脱落。
やはり、若名が パートナーになると
面白い展開があったかも
大沢在昌の本も これだけ読むと
だいたいの イメージができてしまうのだろうか。
すこし、退屈だった。 -
B級のVシネマのような感じかな。観たことないけど。
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脱出不可能とされできたとしても番人に殺害されるという、売春「島」から抜け出し、これまで見つけられなかった女、水原が主人公。
男が女の心の動きを書いているので、多分こんな風に考えているのだろうと同調できるが、本当に女はこんなことを考え、たとえば嫌だけど商売なら仕方がないと「フリ」をするのか、本音を聞いてみたい。