- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167693046
作品紹介・あらすじ
「エロマンガ島にいって、エロマンガを読もう」。ゲーム雑誌のそんな企画が通ってしまい、男三人は南の島へ向かう。二泊三日のささやかな旅がそれぞれの人生をほんの少し変えることも知らずに。疲れた心をもみほぐす表題作のほか、著著初のSF、ゴルフ小説、官能小説まで収録した異色で楽しい小説集。
感想・レビュー・書評
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ジャケ買い作品
うーん
よくわからない…
短編のせいなのか?
どの話もよくわからず終わってしまう
こちらの読解力不足なのだろうか…
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
エロマンガかぁ
あれはあれでいいよね
い、いや、なんでもない
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エロマンガ島でエロマンガを読む、というしょうもない企画のためにエロマンガ島に赴く、というあらすじから、婚約者との微妙な関係に思い悩む展開があったり、ほんのりサスペンス的な展開もあったり、ついでにギャートルズが出てきたり、想像できなかった広がりをもつ世界が広がってしまう表題作が楽しい。とともに、その他の作品も、SFだったり犯罪小説?だったり異色の作品が揃っている。
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エロマンガ島(実在)で、エロマンガを読む。
期待したほど、、、エッチじゃない。
面白さは、まぁまぁ。
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これは昔読んだことがありますが、なんといっていいかわからないですけど好きです。
なんでも、実在のゲーム雑誌の編集者が体験したことをもとにしてるとか。
まあ、日置さんのこととかはフィクションにしても、人から聞いた話をここまで膨らまして書けるとは、さすが長嶋さん。
話した人も嬉しいだろうなあ。 -
表題作のみ読了。
のんびりとした間の長嶋節。本作はテーマからしてそもそも気が抜けている。 -
2015.1.2
(221P) -
個人の思考として、誰かの役に立つ、価値のある人物になりたい、と思うのはただの自己満足への邁進なのか。旅に出て「日常」を脱出する考えは、「日常」に戻るとなぜ消えてゆくのか。
考える≒現実から一時離れる≒旅
だからかな。などと考えちゃう時点で、長嶋さんのゲームの基盤にのせられてるような気がする!
≒読書=だからやめられない。 -
「エロマンガ島に行って、エロ漫画を読もう」という、
ゆるくておバカな企画で、南の島を訪れることになった
雑誌編集社の三人。
佐藤は、「エロマンガ島に行く」ことで、彼女ともめる。
久保田は、入社1年目のオタク系、うるさくて
めんどくさいけど人の良いおデブ。
企画発案者の代わりで参加した日置は、スーツと革靴と
サングラスで空港に登場、無口でぶっきらぼうで怪しい気配。
ニューカレドニア経由で、がたがた頼りないプロペラ機で
草原の滑走路に降り立つような南の島「エロマンガ島」へ
エロマンガ島は、南の島、青い海、ジャングルの大自然いっぱい、
めずらしい食べ物、人懐こい人たちとの数日間をのんびり過ごす。
エロマンガ島でエロ漫画なんて、なんて非日常と感じるけど、
なんでもない日常の暮らしになんとなく溶け込んでいる三人が新鮮。
そう感じるのは、みんな戻る場所があるからかな。
ちょっと怪しい日置については、後半の「青色のLDE」であかされる、
そういうことか・・・でも、戻ってきてよかなったね。
戻ってくるから旅なんだよと思うよな物語でした。
エロマンガ島って実在するんだって、で、この話も実話を
もとにしたフィクションらしいです。 -
借本。