不眠症 上 (文春文庫 キ 2-36)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (668ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705978

作品紹介・あらすじ

70歳の老人、ラルフの睡眠時間は日に日に短くなり、ついに幻覚を見るようになる。自分は狂いはじめているのか?孤独に「チビでハゲの医者」が放つ悪意に怯える日々を過ごすラルフ。一方、妊娠中絶支持派の女性活動家の講演が近づき、穏やかな町・デリーは憎悪と反目に染められていく-人知を超えた邪悪な存在が迫りくる。

感想・レビュー・書評

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  • 一気に

  • 多分、老人が不眠により、ぼけてきて見える映像から膨らませたんだな。

  • 齢70のロバーツは不眠症で悩んでいた。いろいろな手段を試してみたものの症状は改善せず、次第に睡眠時間は短くなる一方だった。そうした中ロバーツは人の周囲に漂う色の帯を見るようになり、いろいろな幻想も見るようになってきた。
     ある晩寝付けなかったロバーツが隣家を見ているとそこから白衣を着た3人の人間が出てくるのを見た。不審に思ったロバーツは匿名で警察に電話をしたが、警察は隣人の死を確認したもののうちの中には異常は見当たらず自然死とした。
     徐々に自分の能力を確信し始めたロバーツは女友達のロイスも同じ能力を持つことを知った。

  • 半分読んでもまだまだこの作品の真髄を見せていない。それでも充分に面白いのだ。細かいディテールと登場人物の心理描写を積み重ねるこの上巻があって、荒唐無稽な物語の下巻がリアルになる。

  • 上巻後半からの疾走感がすごく、たまらず下をポチリしました

  • 不眠症という名の割には読んではすぐに眠くなってしまうような展開。下巻の後半半分くらいはまあまあだったけど、それまでがとてものめり込まなかった。ちょっと時間をあけながら読んだからかな。

    でも、それを差し引いてもいつものスティーブン・キング作品よりはやっぱりつまらなかったな。話も分かりにくい。

  • やっぱり、イット以降のキングは(内容に比して)長いな......

  • 1408 キングの長編物らしさ満天の作品。いきなり異常なシーンから始まるが、その後は一歩一歩その世界に踏み入れて行く様がまさに!って感じ!後半も楽しみです。

  • 2013/10/8

  • 老人の男女が主人公。
    眠くなる。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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