「愛」と「欲望」と「快楽」の宴 世界性生活大全 (文春文庫 き 25-2)

著者 : 桐生操

• 文藝春秋 (2007年2月9日発売)

感想・レビュー・書評

[hakuro22さんの感想 · 2023年1月7日]

世界性生活大全
「愛」と「欲望」と「快楽」の宴

文春文庫　　き-25-2

2007年2月10日　第1刷

著者：桐生操（きりゅう　みさお）
発行所：株式会社文藝春秋




978-4-16-771723-0
Ｃ0195￥571Ｅ.

[reinouさんの感想 · 2017年1月22日]

２００７年(底本２００４年)刊。◆西洋の支配階層における、仰天すべき性生活が主テーマ。ただし、嫉妬や悪徳にまみれる恋愛模様・性的関係模様のみならず、トイレ(かなりスカトロチックだが、中世は現代とは違う感性下にあるのも確か)、ファッション議論も展開。◆「桐生節、衰えず」の印象だが、生物学の竹内久美子女史の如く、著者は世界史を身近なものに昇華してくれているのは確か。◇なお、ベートーベンやニーチェの梅毒罹患疑惑は、梅毒の知的・精神活動に与える影響を考えると、複雑な心境になる。彼らの卓越した芸術的、学問的成果に対する目線も違ったものに…。

[Sarahさんの感想 · 2014年4月11日]

最後の尿の話が下品でした。
そして欧州人の大胆さが凄かったです。

[yasu2411さんの感想 · 2013年7月21日]

表題にまつわる様々な著作の寄せ集めのレベルであり、雑学の域を出ない。特に興味を引くような内容もなく、「大全」をうたうにはちょっとお粗末な内容と感じた。

[berubaramaniacさんの感想 · 2012年8月26日]

18世紀の性風俗事情が知りたくて読んだけど、真新しいものはあまりなかった。本を気楽に読みたい時には丁度良いかも。

[nmdさんの感想 · 2010年4月23日]

内容は興味深いです。
先生1人になっちゃったのね・・・。

[くまざわさんの感想 · 2008年4月18日]

よんだ。

[空雨さんの感想 · 2007年10月4日]

なかなか面白い本です。
クラスメイトのＹ君に是非とも読んでもらいたい。
エロばなは隅っこでやりましょう！

[■蛇女■さんの感想 · 2007年5月23日]

若い頃こういう本を読み漁りすぎたけど、久々に読んだらおもしろいかと思ったが、やっぱりもう飽きたと思った。

貴族のセックス・トイレの話。
トイレ関連の話はおもしろかったはず。

著者プロフィール

パリ大学（ソルボンヌ大学）、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を行う。人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。『本当は恐ろしいグリム童話』はミリオンセラーとなった。

「2016年 『新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」