僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由 (文春文庫 い 65-1)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167717254

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  • 8人の若者の「今」のルポルタージュ、
    今から18年前に単行本が出たのであるが
    この実態は 今でも十二分に
    そのままであるように 思える

    ここに 登場した
    その若者たちも 今や40を超えた
    いわゆるアラフォー世代になっているはず

    どうなんだろう?
    巷にあふれている
    いろいろな 困り感を抱いている
    人たちの実態を 見聞きする限り
    あまり 楽観的に考えられない

    もし 可能ならば
    ここに登場している8人の
    18年経った「今」を
    読んでみたい

  • 怖い。

    正直自分でもこうなる可能性があるんじゃないかと、共感する部分があるたび不安になっていく。

    しかし、逆に少なからず多くの人がそう思っているんではないか、とも思えた。

著者プロフィール

稲泉 連(いないずみ・れん):1979年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒。2005年に『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』(中公文庫)で大宅賞を受賞。主な著書に『「本をつくる」という仕事』(ちくま文庫)、『アナザー1964――パラリンピック序章』(小学館)、『復興の書店』(小学館文庫)、『サーカスの子』(講談社)などがある。

「2023年 『日本人宇宙飛行士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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