FLY (文春文庫 し 45-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 189
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (604ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167717407

感想・レビュー・書評

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  • 知らなかった作家さんなんですが、本屋で平積みされてたので
    目に留まって買ってみました。
    復讐劇なのでストーリー的に重いんですが、文章の書き方が好みだったので結構スイスイ読めました。
    んで最後は泣きました。
    どこがというよりなんとなく泣けてきた・・・といったほうがそのときの感情に近い。
    高校生の時、目の前で彼女が殺され、復讐心を抱えたまま行き続ける青年を中心に様々な境遇の中で生きる人間たちが交錯していくわけなんですが、その中心にその青年と彼女の切ない思いの軸があってそれがすごく心が痛むんですよね。。。
    話が読めた部分もありましたが、意外な部分もあって、それほど期待していなかっただけに逆に読んでよかった~って思いました。
    面白かったです。

  • 若松区
    おもしろい!

  • 恋人を目の前で殺された男が15年かけて犯人を追う

    切なくストーリーでとても良かったです。

    誤解と嘘と勘違いですれ違って憎みあった主人公や登場人物
    誰にもハッピーエンドは訪れなかったけど、
    最後はみんなの心が浄化出来たと信じたい

  • 全然有名な作家さんじゃないんだけど、重かった・・・
    そして、最後は久々に泣いてしまいました・・・
    恋人を目の前で殺された人の気持ち。
    想像しただけで、胸が締め付けられそうです。
    もし私が死んだら、これだけ痛みを感じてくれる人がこの世にいるのでしょうか・・・?

  • 2008/6/13読了

  • 愛の形

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著者プロフィール

しんの・たけし。1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞候補となった『あぽやん』は、その続編『恋する空港 あぽやん2』とともに、テレビドラマ化され話題に。同シリーズは『あぽわずらい あぽやん3』で完結。著書は他に、『中野トリップスター』『カクメイ』など。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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