- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167788025
作品紹介・あらすじ
このことは誰も知らない-四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。
感想・レビュー・書評
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一言で言えば、奇想天外。
序盤はその状況把握に時間がかかる。
いやーぶっ飛んでます。でもそれでいいんです。
作中、大阪の地名はそのままなので、全部本当の話に思えてきて「大阪国って本当にあったのか?」とググる始末...。おいおい(*´-`)
作者の大きな大阪への愛、感じましたよ。
大阪人への愛も。親子愛も。これからの時代の変化に対する考え方も。
万城目さんの後書きエッセイも、とても面白かったです。
「鹿男...」に出てくる南場先生もちらっと出てきて、嬉しくなりました。熱い男ですからね。やっぱりここで登場しないとね。 -
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URIKOさん
こんばんは、初めまして(^O^)
私も万城目学さんの世界が大好きです
良いですよね〜
まだまだ読んでいない作品が沢山あるの...URIKOさん
こんばんは、初めまして(^O^)
私も万城目学さんの世界が大好きです
良いですよね〜
まだまだ読んでいない作品が沢山あるのですが、URIKOさんの熱いレビュー読んでいたらあの世界に浸りたくなってきました笑
近いうちに「八月の御所グランド」を読みたいと思っています2024/03/08 -
>ハッピーアワーをキメたK村さん
コメントありがとうございます!
いいですよね~、万城目学さん。
次は「鹿男」の再読に取りかかろう...>ハッピーアワーをキメたK村さん
コメントありがとうございます!
いいですよね~、万城目学さん。
次は「鹿男」の再読に取りかかろうとしているところです。
「八月の御所グランド」!!レビュー楽しみにしています♪
私は図書館で予約したら3桁予約が入っていたので、読めるのはいつになるやら・・・2024/03/11 -
URIKOさん、こんばんは♪
お返事ありがとうございます(⁎˃ᴗ˂⁎)
今度は「鹿男あをによし」の再読ですか?!
あれいいですよね〜、メチャ...URIKOさん、こんばんは♪
お返事ありがとうございます(⁎˃ᴗ˂⁎)
今度は「鹿男あをによし」の再読ですか?!
あれいいですよね〜、メチャクチャ好きです
٩(៸៸›ᴗ‹៸៸)۶
私、それまで奈良に行った事がなかったのですが、あの本読んで奈良に行きましたよ笑
URIKOさんの再読のレビュー、楽しみにしていますね!2024/03/11
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会計検査院の職員、松平•鳥居•旭の三人は、出張調査先の大阪で不自然な出費記録に遭遇する。一方、大阪市立空堀中学校では、二年生の真田大輔が念願だったセーラー服での登校を決行する。見守ってくれるのは幼馴染の橋場茶子のみ。彼と彼女達の運命が交錯して、大阪を挙げての大騒動が勃発するのだが…。
「何だか本当にありそうな巨大なホラ話…でも陰謀論なんてものもあることだし…」と、あれこれ考えながら読むと、とても面白いです。それと、会計検査院の役割と権限などは興味をもって読みました。
登場人物の名前が歴史好きにはツボです。(逆に、その人物の立ち位置も類推できちゃうけど)
大坂の陣を舞台とした『とっぴんぱらりの風太郎』が、実はこの作品の(はるか昔の)前日譚になっているのもポイント。面白いです。
【余談】
ここ数ヶ月で万城目学の既刊小説(13冊)を集中して読んだ。小説は奇想天外なファンタジーをよしとする私には、とても合っていた。文体もよい。実在の事物や日常生活を描いた小説も好きだが、こういう荒唐無稽で非現実的な話はもっと好き。これからも期待して新作を待ちたい。(まだエッセイは読んでないから、それが先かな)
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大阪愛に満ち溢れた作者の壮大なホラ話。
大阪の情景も思い出しながらなので分量あるものの意外とすんなり読了。
最後の対決部分は何となく煮えきらず… -
好きじゃないな。
読んでる最中は面白いんだけど、やっぱりフィクション強すぎて、ダメでした。 -
映画も本も両方楽しんだけど、断然、本の方が私は面白かった。もちろん映画も、綾瀬はるかちゃんの鳥居も堤さんも良かったんだけど、話の流れがすこしムリがあるかなぁ。
本の方が伝わる感じがした。 -
会計検査院、セーラー服の少年、大阪国総理大臣
思考、想像は不要です。ただただ頭の中を空っぽにして楽しみましょう! -
大阪の秘密を明らかにするのはタブーなんだってば。しかもこんな小説にして、ましてや映画化までしちゃうなんて…!あの存在については隠し続けなきゃいけないのにー。
出鱈目のような真実がここにある。大阪の男たちが累々と繋ぎ、守ってきたもの。父から息子へ語り継がれてきたもの。女たちが見守ってきた歴史。 -
友人のおすすめで読みました。
タイトルと
会計検査院の主人公で
私は勝手に タイムスリップでもするのかしら??
とか 想像して 読み始めました。
すると
あれ? どうして中学校?
はてはて??
と 場面が変わり
日にちも少し前後していくので
頭使いました。
なかなか 面白いテンポのお話でした。
へふたんさん、特別ですよ…
へふたんさん、特別ですよ…