キャプテン・アメリカはなぜ死んだか (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801632

感想・レビュー・書評

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  • 日本が目指すべき指標とされるアメリカの一面が描かれる
    Mムーアといい何でこんな社会に負ける?

  • 面白い。この人の、もっと長い文章も読みたいなー。

  • またアメリカの奥深さを味わった。

  • アメリカ人の病的な側面を集めたコラムの総集編。
    悪いけれど、大変に楽しく読みました。(^^;
    やっぱり、みんなが拳銃を持てる方が平和を保てると思っている国の人達は可笑しいですな。
    もちろん、かの国の人達からみれば、日本人の方が病的に見えるのかもしれないし、一部の人だけが拳銃を持っていてなぜに平和が保てるんだと思っているのかもしれませんが。

  • アメリカ在住の映画評論家・町山智浩さんのコラム集。政治的な内容を含んだコラムは既に『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』の書名で出版済みらしい。

    アナ・ニコル・スミスの死にまつわるエピソードやパリス・ヒルトンの収監騒動など、日本のワイドショーもにぎわせた話題を中心とした内容で、町山さんの飄々とした語り口がおもしろい。

    そういえば、本書収録のトピックは、某在京キー局の番組「ベストなんとか」でも取り上げられたことが多いなー。もしかして、町山さんのコラムを参考にしていたりして?なんて、これは私の憶測です。

    次は『アメリカ人の半分は〜』を読むことにしよう。今後も町山さんの執筆、評論活動は追っていきたい。

  • 面白かったけど。
    この言葉遣いは人を選ぶと思う。
    僕にはあわなかった。
    それでも面白いけど。

  • 筆者の社会へのアプローチの方法はあとがきに色濃く表れている。権力に媚びず、自分におごらず。その口調は決して穏やかとは言いがたいが、誰も気づかない/紹介しないアメリカ社会の問題を鋭く捉えている。その洞察力と巧みな筆致はさすがだ。

    文庫版はあとがきの熱量がすごい。
    あんな愛に溢れたあとがきは読んだことがなく、それだけでも一読の価値がある。

  • 町山氏の著作で、映画関係以外の本を読むのは初めて。
    アメリカという国の奇妙さがよく分かる一冊。
    前作「カニバケツUSA」も、読んでみよう。

著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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