- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167801694
感想・レビュー・書評
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おなかをすかせながら一息に読んでしまった。
2~3ページの文章の後に、説明書きと写真が載る。
写真は料理だったり器だったりお道具だったり。
料理の説明書きは、ゆったり余白をとった文庫本の1ページににも満たない、レシピ。おいしいことは、難しいことじゃない。のだ。
文章を読みながら想像したおいしそうな湯気や香り、触り心地を写真で答え合わせするような感じ。
本だけじゃ分からない感覚を、確かめたくなる。
自分の手にしてみたくなる。
きっとまた、実践するときに開く本だ。塩、お醤油、ゴマ、レモン、ドライフルーツ、ナッツ、スパイス、組み合わせ。楽しみが増える。◎
自分ときちんと対話して、必要なものを摂る、ひとり暮らしもいいよなあって憧れちゃうな。
「とっておき」のある人になりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やってみたいと思う食べ方や、
触れてみたい器具がいっぱい。
他の方も書いているように、「日々をもう少し丁寧に生きよう」
という気分になる文章。
小気味のよすぎる文章が、少し苦手と感じた。
技巧的にすぎる、というか。
全編にわたって著者の料理への愛が伝わってきた。
文章の端々に、食べ物への敬意がこめられていた。
「むっちり」という形容詞がよく使われていたのも気になった。
中身がぱんぱんに詰まっているのが、幸福
という感覚の持ち主なんだろうか。
まねしてみたいと思ったのは
・冷やしなす
・ささみのだしのスープ
・ガラスのコップ
・ジャム添えビスケット
・おかゆ
・鶏のから揚げ
・ごまごはん
・ナッツとにんじんのサラダ
・麻のキッチンタオル
・豆腐のオリーブオイルがけ
・干物サラダ
・粉引のうつわ -
120225
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毎日のごはんをますます大切に思える…かも。
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気軽に作れそうなメニューの話が多くて、やってみようかな、という気になりました。
道具についての部分も、さらっと読めていい感じ。 -
片っ端から作って食べたくなる。