ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫 ま 28-2)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801700

感想・レビュー・書評

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  • エロスとバイオレンスを好む子どものまま大人になった二人が、気に入らない映画をケチョンケチョンに貶しまくるという、映画に芸術性を見出している人からすれば嫌悪するような内容。けど、アウトサイダーを好む身としては、この下品な視線で作品を批評する感性が居心地がよくて癖になります。

  • けっこう無茶苦茶なことを放談してるが、言っていることはしごくまとも。
    ダメダメな映画に対しては思いっきりけなしているが、「まさしくそのとおり!」と膝を打つようなことばかりである。
    世界中の映画人はこの対談集を読んで猛反省してほしい。佳い映画を沢山観たいんだよぉ。

  • オリジナル版の3冊をかつて読んでいたんだけど、またまたあの毒舌映画批評漫才を読み直したくて購入しちゃいました。

    再読ながらも、当時と同じように楽しめました。再編するにあたって、わりと後半2冊に収録されていたものがメインとなっているようで、一般向けっぽい感じになっています。

    個人的には初期の感じも好きなので、そのあたりが含まれていないのは残念ですが、でも評価には影響しないレベル。

    本当に映画の見る角度に関していろいろと考えさせられるという点では、またまたこのコンビに復活してもらいたいなと思いますね。

  • 購入:2012/3/10、読了:2012/9/12

  • 単行本全3冊からのベスト「映画掛け合い集」。
    まだ映画らしい作品もあったのです。

  • 2012/3/11 Amazonより届く。
    2014/3/5〜3/21

    町山さんと柳下さんの映画評論対談集である、ファビュラスバーカーボーイズの選集。評論と書いたが、まあなんと言うかハチャメチャである。が、的を射た本音トークが面白い。解説はライムスター宇多丸氏。

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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