- 文藝春秋 (2013年7月10日発売)
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感想 : 77件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167838690
作品紹介・あらすじ
きゅるるるーっとお腹の虫が暴れ出す飽くなき好奇心と胃袋で“いまの味”を探し求めた絶品エッセイに、谷口ジローの漫画がかけあわさって、春夏秋冬おいしい競演!
みんなの感想まとめ
食をテーマにしたこの作品は、著者の深い取材力と食材への敬意が感じられるエッセイです。美味しさを宝物のように表現し、文学的な要素を取り入れた文章は、読者を魅了します。特に社員食堂や銀座のサンドウィッチ、...
感想・レビュー・書評
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初めて読む平松洋子さん。これほどまでに食べ物を美味しそうに、宝物のように文章で表現できる人がいたのかと。取材力も然ることながら、お店と食材に対する心からの敬意を感じた。社員食堂シリーズは興味深かった。
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さすがだな、平松さん。
流行り廃りの激しい「いいね!」スポットの紹介なんかとは全然違う。
歴史の重みに文学的要素まで加わった、本当においしい店を、とびっきりの表現で書き綴っている。
しばらく前の出版なので、それらの店が現在あるかどうかはわからないが、後追いで店に行く、と言う楽しみ方は不要だと思う。
この一冊を読むだけで、じゅうぶん満足できて、思わず「ごちそうさまでした」と言いたくなる。-
文海胡さん、こんにちは。
フォローありがとうございます。
文海胡さんて「ふみこ」さんと読むのですか。
また何故ですか?
今後とも...文海胡さん、こんにちは。
フォローありがとうございます。
文海胡さんて「ふみこ」さんと読むのですか。
また何故ですか?
今後とも宜しくお願い致します。
やま2019/11/07 -
やまさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
文海胡(ふみこ)の由来ですが、本名の「文子」に旧姓から「海」、二胡という楽器をや...やまさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
文海胡(ふみこ)の由来ですが、本名の「文子」に旧姓から「海」、二胡という楽器をやっているのでそこから「胡」の字をあてました。
元々は川柳系をやるときのペンネームです。
「文海胡」をエゴサーチすると、「胡文海」という中国人がヒットするんですが、大量殺人の犯人だそうです。
やまさんは時代物をずいぶんたくさん読んでいらっしゃいますね。
そしてお料理関係も。
食べ物の美味しさを表現できる作家さんには憧れます。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。2019/11/08
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谷口ジロー氏の絵に惹かれ購入。
平松さんのお名前は聞いたことがあるような、ないようなというレベル。
古い映画の話が出てくるので、それなりのお年の方と思うけれど、健啖家ですね。最初の春先の天ぷらや野菜料理の文章が素晴らしい。そのままページを捲る手が止まらなくなった。
ビールの立ち飲みや所謂B級グルメのような食べ物も出てくるが、B級なんて言葉は使わないし、素直に美味しさ、一緒に卓を囲む楽しさを伝える文章に品がある。
銀座のサンドィッチやひとり鍋など僕の知らない世界も。そして滋賀の山奥に熊を食べに行く話まで。ホントにどれも美味しそうだなあ。
神保町のランチョンと吉田健一の関係は知らなかった。次々と訪ねる編集者相手に飲み続け、喋り続けたそう。その後の大学の講義を聞いてみたかったなあ。
谷口ジローさんのカットや数コマのマンガも見事。平松さんの文章を読んで、後で食べに行ったのだろうか。雑誌掲載のスケジュールを考えれば、取材写真を渡されて描いたというのが普通だろうけれど、もしそうなら僕だったらアバレルぞ。そういう訳で、ジロー氏の後書きも欲しかった
最後は織田作之助の夫婦善哉の二人が現代の大阪で食べてる6ページのマンガ。
夫婦善哉は、小川洋子さんがFM番組で取り上げていたし、映画については最近、小林信彦さんの本や雑誌サライで読んでいる。読むか、見るか、しようかな。 -
食べ歩きや旅レポは文にするとどこか嫌味があることが多い(単なるヤッカミ?)。本書に限っては全くそんなことはない。この筆者、本当に食べることが大好きな感じが伝わってくる。擬音が、多いのが面白い。
いずれの食も素晴らしいが上野聚楽の話が絶品。このテーマだけで1冊作れそう。
社員以外立ち入ることの少ない社員食堂訪問も楽しめた。文藝春秋訪問の後日、編集者(文藝春秋社員)と新潮社の社食に行き最初緊張するも居心地が良くて悔しがるエピソードが良い。
谷口ジローの挿絵も良し。 -
再読である。二年前に単行本で出るとすぐに読んだのだが、この度、文庫化されたので、すぐに購入した。これは谷口ジローのファンなら当たり前のことである。
平松洋子さんの涎が出るような美味しいエッセイに谷口ジローさんの素晴らしいスクリーントーンワークを駆使した挿絵と漫画が、さらに美味しさを増している。
居酒屋から洋食屋、うなぎ屋に天ぷら屋、はては社食に、さらには中国東北地方にまで足を延ばした食のエッセイは非常に面白い。
成田の山道に並ぶうなぎ屋と上野の聚楽台は非常に懐かしい。十年ほど前に成田に三ヶ月滞在した際、うなぎ屋に何度か足を運び、うな丼、うな重、うなぎの串焼きを堪能した。
聚楽台では、出張帰りにわざわざ上野に足を延ばし、何でこんなに安くて沢山のメニューがあるんだと驚きながら、同僚と最終の新幹線まで酒を酌み交わしたものだ。昭和の香りのする聚楽台は平成二十年に惜しまれつつ閉店した。再読して、ふと思い出したのだが、現在も聚楽台のような大衆食堂は存在する!それは、岩手県花巻市にあるマルカンデパート六階の大展望大食堂である。お試しあれ! -
特にそそられたのは、たんぽぽオムライス、熊の月鍋、たこ梅のおでん!
美味しいものを表現するときの文章もすごいです
こりり という表現が面白いと思いました
美味しい食べ物、作る人たち、建物、場所、食べに行く人、色々な角度から食べ物だけではなく、風景も一緒に感じられる本です
作者の方はそこを大切にしているんだろうなと、読んでいて感じました
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食べもののエッセイは平松洋子さんや森下典子さん、旅やお散歩のエッセイは菊池亜希子さんや杉浦さやかさん、暮らしのエッセイは森茉莉さんや松浦弥太郎さんや川上弘美さん…とか、信頼しているエッセイストさんが何人かいます。開拓もしたいけど。
こちらもとてもお腹が空きました。
食べるならやっぱり美味しいものがいいな、と思うので、これも食べたい、あ、これも食べたい…となりました。
平松さんの食に対する好奇心と行動力の高さを感じました。
食べたいものがたくさんあったので、これからも健康に長生きしようという気持ちに更になりました。
谷口ジローさんの漫画とイラストも良かった…食事が美味しそうで楽しそうでした。
シリーズ読みます。 -
巷に出回っているグルメ本といえば、画素数の高い料理とお洒落な空間を写した写真がメインで、添えられる文章は疎かになった傾向がある。鼻腔を抜ける香りが無く舌に乗る味も貧弱だ。でもどうだろう平松さんが味を再現すると、目の前に垂涎物の皿が次々と並び出す。舌はあたかも食べたかのように錯覚し、幻覚を見た眼は虫眼鏡で子細に拡大する。私の脳裏は忠実に料理を作り出してゆく。お腹はぐぅを通り越し、ぱーでアッパレ見得を切る。美味い(上手い)。こんなに美味しいエッセイとは恐れ入った。隠し味に人情味を添える所も憎いじゃないか。
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どのお店も本当に行きたくなりました!
この間東京に行って、ビアライゼ'98へ行こうと思って予約しようとしたら平日なのに予約できないくらい埋まってました、、笑
小説に出てきた所にはもちろん行きたいけど、自分で新しい所を発掘したいなぁとも思った。 -
ぜいたく~!
平松さんのエッセイに
谷口ジロー氏の漫画がついてるぜ。
ああ…おいしそう。
社員食堂に行ってる回がおもしろかった。
それもタニタみたいな
オッシャレ~なとこと違いまっせ(笑)
文芸春秋や新潮社、横河電機、共産党本部など。
すごいチョイスですね。
東西のおいしいオムライスを味わったり
カフェだけでなく
酒とサンドイッチを銀座で楽しんだり
熊を食べに行ったり♪( ´θ`)
いろいろ楽しい食エッセイでした。 -
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食のエッセイなのに
食べたいと全然思わなかった。
何か、全体的に淡々と。お堅いイメージ。 -
自分で実際にお店に行ってみたところも。
気楽に読めておいしい本です。 -
月鍋(熊のお肉)が食べたい!
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美味しそうだな〜‼︎
漫画は各編のうしろにあれば、
もうちょい落ち着いて読めたかな〜
食べに行きたくなりました‼︎
社食シリーズでもいいな。お弁当派だけれども‼︎ -
平松洋子さんの食べものエッセイ。
この人の描写はほんと食いしん坊という感じで
食欲をそそる。
この本は
・ビールに合う料理
・社員食堂を訪ねてみよう
・座敷でゆったりできるお店
・オムライスのおいしいお店
といったワンテーマで横断的にいろんなお店を紹介。
連想のつらなりが妄想的で「そういえば~」と話がとぶのがおもしろい。 -
お店に行くのは無理だが、食べてみたい。
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東海林さんの食べ物エッセイをよく読むので、普通に呑んで食べてっていうエッセイは、ちょっと新鮮でした。(^^;
ちゃんと食事にお酒が付いてくるのが好印象。
特に高いのもばかり食べているわけじゃないですしね。
マンガのパートが、エッセイの内容に近いけれど、完全に一致しているわけじゃない(フィクションを含むって感じ)が、この手の本では珍しいかな。
一人鍋で呑むのはやはり落ち着いた感じでいいですよね。
あと、熊鍋とかは一度食べてみたい感じです。 -
大切に作られた 美味しいものたちのエッセー。食べに行きたくなりました。
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食感の描写が繊細。思わずうなずく。
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いつか行きたいお店は、この本をじっくり読みながら見つけていく。
おいしい本を読みたいときに。
著者プロフィール
平松洋子の作品
