予言村の転校生 (文春文庫 ほ 19-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901387

感想・レビュー・書評

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  • ややホラー寄り。軽快で面白かったが、少しもやもや(不快、ということではなく、不気味)な後味。

  • 予言暦の謎とか、村の開発推進派と保守派の対立とか、怪異とか、色々起こるのにどこかのんびりした印象で所々ふっと笑えた。
    まだ判らないこともあるので、続編も読んでみたい。

  • 父親が村長に当選して、全ての物事は予言暦に従って起こると言われるこよみ村に引っ越した奈央。次々と怪しげなことが起こるが、最後は敵があばかれてハッピーエンド。ありふれたストーリーですが、読みやすい文章で楽しめます。

    が、最後のあたり、突然強引に話が進み始めて、かなり戸惑いました。
    さんざん優柔不断な性格に書かれていた育雄が、舞台であそこまでキレるのも不自然に思えたし、犯人が奈央を抱えて逃走するときにとっさに取った行動の説明もない(これは次作以降の伏線かもしれないけど)。ラスト、麒麟にペンダントヘッドを渡された奈央の台詞も不自然。
    枚数が足りなくて駆け足になった、という印象でした。

    次作も出ているようだけど、読むかどうかは分からない・・・

  • 村に伝わる秘密の書「予言歴」が謎めいていて引き込まれました

  • なんとなく物足りない気がしたのは、言葉回し?っていうか文章??が普段の堀川先生ぽくなかったからかな~~幻想シリーズ寄りの雰囲気です。でもホラー?ミステリ?要素も弱め。最後の最後にいつものどんでん返しあるけど、パンチ少なかったかな~~

  • そこそこ面白かった、という印象。
    キャラクターがあまりしっくりこなかったことに加えて、短い期間の話であるのに、連続している感じが薄かった、断片的という感じだった。
    舞台設定などは良い設定だなと。
    150208

  • ラジオドラマの初恋ドキンの歌が余りにも耳に残ってしまったので読まずにいられなかった

  • NHK FM 青春アドベンチャー「予言村の転校生(全10回)」の原作
    http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2014022.html

  •  文章力というのは素晴らしい。最初から物語の中にすんなりと入りこめ、気持ちよく読み終わりました。陸の孤島の予言村、良い木の香りがしてきそうです。無理に背伸びしない子供達もよかった。

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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