- Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167904388
感想・レビュー・書評
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半沢シリーズの三作目。自分もロスジェネのため、登場人物にシンパシーを感じました。後半からの逆転劇は期待通りですが、悪く言えば展開が読めてしまいす。ニュースで出てきた言葉も理解できました、
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証券会社へ出向になった半沢が東京中央銀行を相手に活躍する。半沢直樹シリーズ第3弾。
電脳雑技集団による東京スパイラル買収案件を東京第一銀行に横取りされた半沢。すると逆に東京スパイラル側のアドバイザーになり買収防衛をすることになる。圧倒的不利な状況からちょっとした綻びをみつけ倍返しをやり遂げる半沢。マジで面白い。 -
いつの世にも、世の中に文句ばかり言っている奴は大勢いる。果たしてそれになんの意味があるのか。どうすればそうならないで済むのか、その答えを探すべきなんだ。与えられた場所で全力を尽くす。正しいことを正しいと言えること。ひたむきに誠実に働いた者がきちんと評価されること。仕事は世の中のためにするものだ。
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仕事の質が人生の質を決める
ずーんとくるものがあった。
半沢直木第三段裏切らない面白さ!! -
いやー相変わらず痛快爽快!
今作もドラマ感覚で、あっという間に読了。
爽やかさ割増、毒気控えめといった印象。
読んだ後は「仕事頑張ろう!」ってなれる。
それが好きです。 -
半沢シリーズで一番好き!っていうのは、私がロスジェネ世代だから?
・・・といいながら、この本を読んで、『超氷河期』と呼ばれた就職難を過ごした私たちの世代をロスジェネと呼ぶんだって初めて知ったんだけど^^;
半沢さんの「やられたら倍返し」の精神はもちろんのこと、マサ、ヨースケと呼び合う二人がなんともいい感じ。この後の二人の物語にも興味がある。
某テレビ局で話題になって聞きかじった買収の話も、分かりやすく、そしてどんな展開になるのかは先読みできず、ページを読む手が止まらなかった。
そしてラスト、超、スッキリ♪ -
半沢直樹シリーズの三作目。
「ロスジェネの逆襲」は、前二作とは少し毛色が違います。
本作では半沢直樹が銀行員ではなく、出向先の証券会社の社員になっているからです。
本作では、IT企業同士の買収と防衛という枠の中で、エリートぞろいの銀行証券部門 VS. 半沢の属する弱小証券会社の戦いが描かれます。
伊勢島ホテルの120億も凄かったけれど、本作はそれ以上にスケールがでかい。
動く金の大きさだけではなく、関係者が多い。
銀行、証券会社、買収を仕掛けるIT企業と仕掛けられるIT企業、などなど……かなり壮大でした。
内容としては前二作よりも難しい話でした。
けれども、巨大な敵の牙城を、半沢が徐々に切り崩していく展開は熱かったです。
既に出ている四作目にも期待。 -
半沢直樹、シリーズ第三弾。
しかも、文庫。
単行本が刊行されてから待ちました。
読みたさを堪えてたので、待ちに待った感が…。
TVドラマの続き。
気になって仕方なかった。
してやったりで、スカッとしたね〜
筋道を立てて、じっくり解決?するって素晴らしいわ。
見習いたいけど、せっかちな私は修行が必要だわ。
その前に、修行してくれる場所?人?環境?が必要だわ。
'15.10.31読書完了 -
今回も痛快でした!
ギリギリというか、一部グレーでは?というところを攻める半沢のやり方はハラハラもするけれど。
ドラマの印象が強すぎて、もう完全に、半沢=堺雅人さん。
続編も楽しみ! -
半沢直樹シリーズ第3弾。出向した子会社の証券会社での活躍が描かれる。
自分の担当顧客のトラブルに巻き込まれた前2作と違い、案件を奪われてからの逆襲という構図。追いつめられている緊張感は足りないが、銀行へ楯突く感は十分。
ロスジェネ世代の部下の不満が描かれるのも話の厚みを増している。前2作よりも好きだ。