ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2000
レビュー : 178
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167904388

作品紹介・あらすじ

半沢直樹、出向! あのドラマの続きが読める!子会社の証券会社に出向した半沢に舞い込んだ巨額の案件を親会社が横取り。「倍返し」を決意した半沢はIT業界を舞台に反撃に出る。

感想・レビュー・書評

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  • 一度挫折した本。再チャレンジしてよかった!
    証券子会社出向の半沢が、ロスジェネ若手社員と組んで、古巣の銀行に倍返し。
    胸のすく内容。

    新株予約権発行=商法違反など。
    企業買収など自分に縁のない世界だが、やってることは泥臭い人間の感情の投げつけではないか。

    世代間格差に不満がある人に読んでほしい。
    半沢がロスジェネ森山に、最後に掛けた言葉が目にしみる。企業の看板は大事だが、それにすがって働く者の愚かさがよくわかる。しかし、サラリーマンの悲しさもよくわかる。誰だって半沢のように、組織の不正に啖呵切って生きてみたいのだろう。

  • 久しぶりに読んだ半沢シリーズ。相変わらずの正義っぷりで物事をあるべき姿にしていく様はとても良い。勇気をもらう感じもある。

    読んでいても楽しくてついつい先を読みたくなってしまうのもこのシリーズのいいところかな。

  •  半沢直樹シリーズの第三弾。今回は子会社に出向した半沢直樹が、新興ベンチャー企業の買収劇をめぐって、親会社と抗争を繰り広げるというもの。相変わらず銀行やサラリーマンの世界は分かりにくいが、普段接することのない世界を味わわせてくれる。楽しめる娯楽小説。

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    子会社・東京セントラル証券に出向した半沢直樹に、IT企業買収の案件が転がり込んだ。巨額の収益が見込まれたが、親会社・東京中央銀行が卑劣な手段で横取り。社内での立場を失った半沢は、バブル世代に反発する若い部下・森山とともに「倍返し」を狙う。一発逆転はあるのか?大人気シリーズ第3弾!

  • 面白い!

    池井戸潤初挑戦でしたが、新鮮さもありとても楽しめました。

  • 半沢直樹シリーズの第三弾。
    東京中央銀行の子会社である東京セントラル証券に出向した半沢は、IT企業の電脳雑伎集団から同業の東京スパイラル買収についての相談を持ちかけられる。
    しかし間も無く親会社の東京中央銀行にアドバイザーの座を取って変わられる。
    利益相反行為にもなりかねない、親会社との対立。
    確かな金融の知識と、業界に精通した上での、波乱に満ちたストーリー、相変わらずの池井戸節が炸裂しています。
    最後の大逆転劇は、本当に見事の一言です。
    完成度が非常に高く読み応えは抜群です!

  • 子会社・東京セントラル証券に出向した半沢直樹に、IT企業買収の案件が転がり込んだ。巨額の収益が見込まれたが、親会社・東京中央銀行が卑劣な手段で横取り。社内での立場を失った半沢は、バブル世代に反発する若い部下・森山とともに「倍返し」を狙う。一発逆転の策はあるか?大人気シリーズ第3弾(親本は2012年刊、2015年文庫化)
    ・第一章 椅子取りゲーム
    ・第二章 奇襲攻撃
    ・第三章 ホワイトナイト
    ・第四章 舞台裏の道化師たち
    ・第五章 コンゲーム
    ・第六章 電脳人間の憂鬱
    ・第七章 ガチンコ対決
    ・第八章 伏兵の一撃
    ・第九章 ロスジェネの逆襲

    第二巻の結果、半沢直樹は、子会社・東京セントラル証券に営業企画部長として出向している。本巻では、子会社とは言え、管理職としての半沢の活躍が描かれている。物語の前半、半沢の動きは鈍い。どうしても部下を通して仕事をすることになるのがもどかしい。
    物語は、入れ替わり立ち替わり、色々なことが起こり、息つく間を与えない。
    物語の終盤に半沢は部下に対して言う。「正しいことを正しいといえること。世の中の常識と組織の常識を一致させること。」「誰かが、そうやって戦っている以上、世の中は捨てたもんじゃない。そう信じることが大切なんじゃないだろうか」筋を通すことが難しい世の中で筋を通すことが、半沢直樹の魅力ではないだろうか。

  • 『どんな時代にも勝ち組はいるし、いまの自分の境遇を世の中のせいにしたところで、結局虚しいだけなんだよ。ただし、オレがいう勝ち組は、大企業のサラリーマンのことじゃない。自分の仕事にプライドを持っている奴のことだけどさ』『どんな小さな会社でも、あるいは自営業みたいな仕事であっても、自分の仕事にプライドを持てるかどうかが、1番重要なことだと思うんだ。結局のところ、好きな仕事に誇りを持ってやっていられれば、オレは幸せだと思う』

  • 半沢直樹シリーズの第3巻。
    出向先の証券会社で買収案件に関わったところ、親会社であり出身母体である東京中央銀行と勝負することになった半沢。持ち前の正義感で銀行や買収先と戦う。

    もう一人の主人公であるロスジェネ世代の若手社員が良い味を出しており、彼の成長物語としても楽しめる。ただ、今回は過去2作に比べて敵失が大きすぎる気が。さすがにあれだけの融資をするのにもう少し与信判断を丁寧にするだろう、とは思うもののそんな細かい部分に目をつぶりたくなるストーリー運びはさすが。

  • 20180214


    やはり、池井戸作品は面白い!

    銀行版水戸黄門のような勧善懲悪に読後感スッキリ!

    他の作品も読みたいけど、ほぼ全て読んでるから、新刊が待ち遠しいばかり。


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著者プロフィール

池井戸 潤(いけいど じゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部および法学部を卒業。子供の頃から本に親しみ、作家になりたいと思っていた。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。

以降、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞を、2011年『下町ロケット』で直木賞をそれぞれ受賞。他の代表作に、半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』、花咲舞シリーズ『不祥事』、『空飛ぶタイヤ』『民王』『ルーズヴェルト・ゲーム』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』など。多くの作品がドラマ化・映画化されており、非常に高い人気を誇る。

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