- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167904517
感想・レビュー・書評
-
大好きな噺家さんの一人に
桂南光さんがいらっしゃる
もう ずいぶん前の口座ですが
南光さんが 入院されたときのことを
「枕」で話されていた。
病名は失念してしまいましたが
かなり深刻なものであった印象だけは残っている
その時の闘病のお話を
微に入り細に渡り抱腹絶倒のお話で
あったことが強烈に残っている
土屋賢二さんのエッセイを
読ませてもらっていると
深刻な話であればあるほど
まことに面白おかしく綴らておられる
そこに「芸」を感じてしまうのです
はい、桂南光さんの時に感じた
同じ「おかしみ」を
土屋さんの「エッセイ」にも
感じてしまうのです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
退官されているので、数は少なくなったものの、やはり教え子との絡みは好きだ。『自分の残りの年数』を意識する場面が何回かあるが、暗くなりそうなテーマも楽しく読ませてくれる。もう本棚は作らなくてもいいのかな。
-
どこにでもあるかも知れない、家庭のグチから
知り合い(?)の話まで。
エッセイというべきか、日常というべきか。
すごいのは、何を話していても妻が出てくる事。
どこかしら妻に繋がり、たとえ話のように語られていく。
頭の中が妻でいっぱい、という
別の方向で危険な家庭w
すごく笑えるわけではなかったですが
面白かった…いや、考えさせられます。 -
たまーに読みたくなる土屋エッセイ。今回も満足。
-
こういう本こそじっくり読まないと流れてしまって捻りが味わえなくなってしまう。
-
まだ連載しているんだ。もう終わったと思っていた。
<解説より>
“ツチヤさんのユーモアの魅力は,厳密な論理構成に見せかけた「詭弁」にある。”
なるほど。そうだな。