すわ切腹 幕府役人事情 浜野徳右衛門 (文春文庫 い 91-6 幕府役人事情 浜野徳右衛門)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909420

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  • 幕府役人事情「浜野徳右衛門」最終巻。

    どこでどうなったか、御先手鉄砲頭、角南刑部が火盗改の短期に助ける「増役」になってくれと頼まれる。

    上役からの指令を断れるはずもなく、徳右衛門は役目につくが、今までの門番とは違い、人を切る事もあれば拷問もと言う。

    ところが、一年ほど前に行き倒れの男を仕事を世話してやったのだが、その男は押し込み強盗の片割れで、事件の後殺されていたのだった。

    そこで、浜野徳右衛門にもプレッシャーがかる。
    妻に聞かれ、事情を話すと、立ち聞きしていた長男まで、捜査を秘密裏にすることになった。

    マイホームパパの江戸版!
    もっと続けて欲しかったが、だいぶ前のシリーズなので、これっきりかな????残念。

  • 2017年10月文春文庫刊。書下ろし。シリーズ6作目にして最終巻。火付盗賊改役につくことになった徳右衛門が手柄をあげるまでの話で、ハラハラドキドキもあり、家族の助力もあったりして、大団円で終わったのが良かった。面白いシリーズでした。

  • 【出世より家庭優先! 好評マイホーム侍シリーズ最終巻】剣の腕を買われ、火付盗賊改に加わった徳右衛門。大店に押し入った賊の仲間割れで殺された男により、窮地に立つことに。一家離散!?

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著者プロフィール

1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。

「2023年 『大河の剣(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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