にょにょにょっ記 (文春文庫 ほ 13-3)

  • 文藝春秋
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167911065

感想・レビュー・書評

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  • 穂村さんの文章に感情が引っかからない時、あるいは軽くすっ飛ばして読んでしまう時は、あまり良くない精神状態だと思うからその日の予定をキャンセルしてぷらっと遠出でもしよう。自分にとってちゃんと生き延びるではなく生きているかどうかを判断するリトマス試験紙でありバイブルだ。

  • ゆるくて読みやすくて面白かった。
    挿絵がかわいかった。
    パンツとリカちゃんとグリンピースの話が特に好きだ。

  • 絵ーかわいい
    それも目的で、本屋で購入

  • 「私にもその発想に心当たりはあったけど、そこまで発展させて考えちゃうなんて!」の連続。日常を今より少し楽しむコツが隠されているようでした。

  • シリーズもので3作目だったとは…!
    どこまでが事実でどこまでが空想なのか。でも、考えたことを記すのが日記だとすれば、全て本当。穂村ワールドに飲み込まれて、あっという間に読み終えてしまいました。もちろん、即本屋に駆け込んで1・2作目もゲット。

    言葉の選び方、オチのつけ方、どれをとっても好みです。
    みょんみょんのパンツなんて、そんなの思いつかないのに、言われたらみょんみょんとしか言えない。かわいい、みょんみょん。

    以下、特に好きだったり気になったりしたもの。

    元気さの単位、1ハイジ=10クララ

    眼鏡の話。一回ごとに顔を撫でずにはいられない。見える!ある!

    ロンロン!懐かしい…。ロンロンロ。ロンロン口。

    ラクロス肩。その発想、他にも応用したい。

    ランドセル効果。

  • 締め切り前の逃避の話。
    仔猫か仔犬か

    毛布を処分しようと思ったら、天使から象さんが必要であることを教えてもらう話

    歌合戦の話は最高だ
    白組は天国、黒組は地獄

  • 好みの表現が多かった。
    くすっと笑えて、本の中で散歩をしているようなわくわく感を味わえる。
    シュールな笑い好きさんには、ぜひ読んで欲しい本。

  • 楽しみにしている本。

  • 好きなモデルの勧めで初穂村弘。日常をこんなに可愛く面白く彩ってしまうなんて、好きです!寝る前に読むと次の日が来るのが怖くなくなる。出会えてよかった。
    6月11日、7月19日、8月3日、10月26日、2月7日が特に好き

  • 1ハイジ10クララ。元気の単位です。(笑)
    絵が浮かぶから、面白い。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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