明智光秀 (文春文庫 さ 5-25)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167911744

感想・レビュー・書評

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  • 巷で囁かれる天海、春日局の正体に迫る明智光秀論。
    文章自体は読みやすいが、唐突に初見の人物やストーリーが挟まれ、司馬遼太郎の閑話休題みたいなものがあればよかったかな。

  • 今の大河の展開もこうあってほしい。そう願わずにはいられない。

  • こういう流れもありそうで。素直に面白かった!

  • 明智光秀が天海だったという説に基づいたストーリーは、歴史小説らしいロマンを感じる。

  • 明智光秀が天海という説を採用した小説で、明智光秀存命時から天海が亡くなるまでの約一世紀の移り変わりが面白い小説です。脇役達の、変わらない忠義や運不運による露草のような身の上の儚さの描き方が好き。

  • 光秀=天海說

  • 本能寺の変のイメージしかなかった明智光秀の生涯を後半生のフィクションも含め、新たな視点で描ききっている。興味深く、読み切りました。

  • 今更明智光秀とは思うが名作っぽかったので読んでみた。
    序盤から丁寧に書かれていて読み進める度に面白くなっていった。
    本能寺の変の描写は特に印象深くてわかってはいたがハラハラした。
    後半も天海としての登場も物語としては良くて楽しめた。
    光秀=天海説は早乙女貢さんが提唱したのかと思った。
    こんな見事な小説を書けば光秀=天海説を信じ込む人も増えるのは仕方がないし、そういうのも楽しくて好き。
    いつか真実がわかる時が来たとしても真実がわからなかった時代にあれこれと情報を集めて立てた一人一人の仮説で楽しめたのはいい時代だったと思えるのだと思う。

  • 前半は明智光秀、中盤は堀隼人正、後半は天海の視点
    中盤以降の展開はフィクション要素が強いが、天海=光秀がどのように家康=幕府へ関与するようになったのか、堀隼人正の執念が描かれている

  • 大河ドラマ「麒麟が来る」の続きがこうであったらいいな、と思う。後半、天海視点の話をもっと読みたかった。

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