- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167912727
感想・レビュー・書評
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玉依姫の八咫烏からの視点
玉依姫で山神からの呪いを受けたのは誰かわからなかったので、それを知って思わず涙してしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前の巻から、少し間をあけてからの、第一部完結編読了。
玉依姫を再読したばかりだったので、スムーズに読めた。
玉依姫とは、異なった視点。
十二国記の大ファンなので、どうしても比べてしまい、少しだけ物足りなさもあるけど、一気読みしてしまった。
ラストの終わり方は大好きだったので、それだけでも、ここまで読んできてよかったと思えた。
第二部も、読んでみようと思う。 -
物語終盤のどんでん返しや疾走感が楽しい。今回は前作の山神サイドと同じ時間軸の山内と八咫烏サイドの話。真の金烏も悩んだり間違ったり、人間?くさい感情の揺れがあって、印象が大分変わった。
八咫烏シリーズは読者も物語の一員のように、決してストーリーを俯瞰して見ている存在ではなく、ある一点の視点からしか状況を把握出来きない位置付けなので、それの種明かしというか舞台裏というか、いろんな伏線が繋がったときのスッキリ感は癖になる。 -
読みながら、別作品の魔術師と呼ばれる軍人を思わず思い出してしまいましたが、雪哉がどう為すのか見守りたいです。
猿と烏の話は現代の私達にも通じる話で、本当に慎重であるべきだなと思いました。自分の尺度で物事を測ってはならないとわかっていても同じ角度で考えてしまいがちで、色々と別ごとも考えさせられました。 -
くわー