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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167914837
作品紹介・あらすじ
作家・吉村昭から愛する女性=妻への手紙と、妻から夫への手紙の束は、100通以上にも及ぶ。出会ったばかりの文芸部時代、互いの作品評から始まり、個人的な付き合いを深めていくなかでの恋文、作家として共に歩んだ長い苦節の時代、家族と遠く離れ孤独にさいなまれる取材の旅、そして妻への最後の手紙となった遺書――。吉村昭没後10年を機に、プラスチックケースの引き出しいっぱいに入ったそれらの手紙を一つずつ検め、当時を振り返りながら綴ったエッセイ。決心、不安、希望、情熱、望郷、愛、いたわりなど、吉村が心の底までさらけ出すのは、唯一妻への手紙のみだった。夫婦作家の慈しみの軌跡。解説・梯久美子
感想・レビュー・書評
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吉村昭の歴史小説を愛読されている方の必読の書と思います。吉村昭と津村節子との手紙を通して吉村昭の人間像を描き出している作品です。
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