鼠異聞 下 新・酔いどれ小籐次(十八) (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2020年7月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167915216

みんなの感想まとめ

成長と人間関係の絡み合いが描かれる本作は、酔いどれ小籐次シリーズの魅力を再確認させてくれます。主人公の小籐次と息子の駿太郎の成長物語が織り交ぜられ、特に駿太郎の活躍が際立っており、彼の今後の展開に期待...

感想・レビュー・書評

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  • 酔いどれ小籐次シリーズの37作目
    鼠異聞(下) ー 新・酔いどれ小籐次シリーズ(第二期)18作目
    2020.07発行。字の大きさは…大。

    来島水軍流の剣の達人・酔いどれ小籐次こと赤目小籐次と、息子・駿太郎の成長物語です。

    小藤次は、久慈屋の御用を終わらせたのちに、盗人・子次郎(こじろう)から依頼された菖蒲正宗の懐剣の研ぎを高尾山の琵琶滝の研ぎ場で行う事を決めます。この懐剣は、大身旗本の姫君の持ち物であり、曰くが……隠されています。この物語は……次回に……持ち越しとなります。

    【読後】
    久慈屋の御用が終わった後に、菖蒲正宗の懐剣の話も終わるのかと期待して読んでいたのですが、途中で話が消えてしまいました(悔しい) 次回が、待ちどうしいです。
    此度は、小籐次より駿太郎の活躍が目立ちました。成長著しい駿太郎の今後が楽しみです。
    2020.08.21読了

  • 他の作品と同様に、この上下で終了かと思ったが、研ぎあげた懐剣の行方、桃井道場に現れた謎の剣客など幾つも次の作品への伏線が残された。本作品では高尾山への旅に異なった敵が次々出てきたが、小籘次の活躍が少なく些か寂しい。

  • 上巻に続く第18巻目の下巻。佐伯泰英はキャラクタ造形と人のつながりを広げていくのが上手い。上巻でも思ったが、年少組と岩代壮吾がいい味を出しているし、子次郎もまだまだ出てきそうな感じ。若干回収されない伏線があるようだが、それは次巻に持ち越しということなのだろう。このシリーズはまだまだ続きそうな感じで、目が離せない。

  • 2020年7月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ18作目。長編の下巻。上巻の展開が面白かったので、期待して読みましたが、いつもの小藤次的展開が間にはさまったりして、だらけ気味になりました。まさに大山動いて鼠一匹な感じですが、さてこの鼠、きっと次にお姫様と一緒に出てきてくれるのではないかと期待しています。

  • 高尾山への旅だったので、シリーズ物だったのですが、この作品から読みました。
    人物設定を知りませんでしたが、初めてでもすぐに世界に入ることができましたし、何より主人公がかっこいい。
    少年たちにおじいちゃんとか言われてしまうのに、強くて。
    高尾山に登ったことがあるので、あの場所だ、と想像できたし、少年たちが旅を通してたくましく成長していくのが素晴らしかったです。

  • 国三くんが立派になって、おばちゃん、嬉しいよ。

  • どこに行ってもトラブルに巻き込まれる赤目一家ですが、今回は周囲の人たちに助けられた部分も多くありました。
    見習い与力も町奉行の子供たちも、個人差はあるもののそれぞれの現状に合わせた成長が見られて好ましいです。
    結局子次郎は鼠小僧がモチーフになっているのか?その辺りはまだ謎のままです。

  • 旅って、どんなことが起きるか分からないものですね。でも、無事に帰ることができれば安心かもしれないね。

  • 前の巻の続き。意外とあっさり終わった感じを受けた。今回は岩代兄弟が成長したね。懐剣の話とか終わらない話もあるので、次に引きづりそう

  • レビューを書くのを忘れていたようだ。
    小藤次と元祖ねずみ小僧の小次郎のきずながどんどん深まっていく。

  • 次は研ぎが終わった懐剣の話が続くのかな?

  • 第十八弾
    鼠関連が割ると思ったが違った、前巻の悪の生き残りと対峙、若者たちの成長と、女者の懐剣と秘密が明かされただけか?

  • 早いもので駿太郎も13歳、老成を危ぶみ桃井塾で修行をしている甲斐あって、今回はその子供達がワチャワチャと高尾さんに久慈屋の紙納品のニンプとして向かうが、そもそも赤目小籐次に久慈屋が託すには訳がある

    最近毛利元就の本をよんで、ようやく出会わせた来島水軍流(村上水軍ってことでOK?)の技の達人「酔いどれ小籐次」今回の集約は「駿太郎ぼっちゃま」With桃井道場年少組が成長する語です

    色々な人にお使いを頼まれて、物語が膨らむこのシリーズ、小藤次が久慈屋から頼まれた話に何故か子供らが「にぎやかし」で乱入
    もう一つの柱となるのは子次郎(鼠小僧?)が「菖蒲正宗の懐剣」の研ぎを依頼、小籐次は息子の愛刀(忘れた)を研いだ高尾山琵琶滝の研ぎ場を思いつく

    緻密そうでなりゆきでうまく行くこの物語、急に三太郎なる便利な敵からの鞍替え者を交えて話がまとまる
    あれ?「菖蒲正宗の懐剣」・・・終わったの?

    先日読んだ本も最後急激に話を折りたたみ始めて(?)尻切れトンボだったが・・・ま、酔いどれ様の話なので次回作に繋がるのかな

  • 高尾薬王院への久慈屋の仕事に小藤次親子をはじめ、桃井道場年少組が旅をして、成長する「スタンドバイミー」江戸版。


    留吉が関わった事件は、木津の父親が切腹し、長男はその介錯をした。その覚悟を持った勇太郎は、その人格仕事ぶりを惜しむ奉行所与力、岩代壮吾や小藤次の意思で、同心職を失わないで済む。

    ところがそれだけでは済まない事情が発覚。

    上下巻に盛り込まれた物語だが、
    作者の一番いい時とは少々違い、なぜか読むリズムが変調を感じる。

  • 78

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

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