武士の流儀(六) (文春文庫 い 91-17)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 27
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167917647

作品紹介・あらすじ

友の窮地に動かずにおれるか!

元風烈廻りの与力・桜木清兵衛の
古くからの友人・勘之助に一大事が出来する。

次男の勘次郎が親しくしていた、
大身旗本の奥方が
姿を消してしまったのだ。

奥方は夫との関係に悩んでいたという。
万が一の事態になれば、勘次郎の関与が疑われ、
お家の存続すら危うくなる。

相談をうけた清兵衛は奥方の行方を捜そうと、
知恵を絞るのだが……。

文庫書き下ろしの人気シリーズ第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2021年10月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。一目惚れ、名無しの権兵衛、出戻り、太郎、の4つの連作短編。元町奉行所の与力を隠居した桜木清兵衛が人々の困り事を解決。名無しの〜で、妻の安江さんとの二人三脚で、謎の商人を突き止めるところが楽しくて面白い。

  • 今回も隠居の元腕利き同心の活躍。
    この主人公桜木清兵衛と、その妻安江。
    二人の会話がいい。
    また清兵衛の考え方も素敵だ。
    武士の流儀というこのシリーズだが、
    武士とはどう生きるかという姿勢みたいなものが
    いつも意識されてて、行動が美しい。

  • 2022.11.06

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著者プロフィール

1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。

「2023年 『大河の剣(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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