- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198601027
感想・レビュー・書評
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ユリ・シュルヴィッツ祭り最後の一冊。
こういうコミカルなタッチの絵が可愛くて好きだな〜。最後まで何が起きるのかドキドキしながら読んだ。
(追記)
作者の自伝を読んで知ったことには、この絵本の題材にフランスで昔から歌い継がれている「Lundi Matin(月曜日の朝)」という歌があったらしい。
以下のyoutubeで聴けるけど、原曲は単に曜日の数え方を歌で教える曲みたい。それを絵本の物語になるようにシュルヴィッツがアレンジしたのが本作だったんだ!
https://youtu.be/qcHphTc41OE詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「たからもの」「ゆき」などで知られている私の大好きなユリシュルヴィッツの作品を谷川俊太郎氏が訳されています。
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アメリカで1960年代から愛されている古典絵本、一見すると子供が選びそうではないイメージですが、リズミカルな文章と楽しい展開が絶妙で、我が子は何度も繰り返し読みました。
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ニューヨークに住む男の子の心の底をのぞくような毎日と、そこにやってくる奇妙なお客さま!男の子が留守の為に毎日やってきては帰っていく……これを1週間続けて〜さてさて最後は会えるのかな?
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お客さまのキャラクターは最後にわかります。1ページ目の窓は沈んだ景色なのに、最後のページの窓には明るい太陽が!
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多くは語らず、ただただ子供の空想の世界を表現し、明るい未来や望みを描いた絵本です。
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アメリカでは1967年には最も優れた子どもの本に選ばれています。
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#あるげつようびのあさ
#ユリシュルヴィッツ
#谷川俊太郎
#絵本K
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不思議な世界観の絵本だった。けど、こういうの好きだな~!少年の想像の中の出来事なのかな?と読者に想像の余地を与える感じ。
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雨の月曜の朝に物語は始まります。王様とお嬢様と王子様が僕を訪ねて来た。でも僕は留守だった。王子様は言った「そんなら火曜日にまた来よう」火曜日の朝、王様とお嬢様と王子様と騎士が僕を訪ねて来た。でも僕は留守だった。〜水曜日、木曜日、とお付がどんどん増えて来ましたよ。〜そして日曜日の朝、僕は家にいた。王子様は言った「皆んなでちょっと寄ってみただけさ」今日はいい天気です。テンポよく進んで来た1週間でした。
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雨の日のお話
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繰り返しに惹きつけられ最後までよんでしまう。男の子の日々の暮らしと、王様たちのきらびやかさもとても対照的。どこまでが本当?
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OR: One Monday Morning by Uri Shulevitz c1967
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当時、寄付のつもりで購入した。
子どもの空想話なのでオチはない。
なので、読後に子どもに「で?」と聞かれたら、うまく答えられる自信が私にはない。
'95当時の読書メモより。
少年の寂しさを表しているようでもあるし、想像力の大切さを教えているようでもある。