史伝伊藤博文 上

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198602901

感想・レビュー・書評

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  • 伊藤博文って、千円札の人だったり、初代の内閣総理大臣、韓国人に暗殺されたなど、断片的な情報は知っているが、具体的にどんな人物で、何をしたのかって、全然知らない。
    学校でも、あまり教えてもらった記憶もない。
    本でも、坂本龍馬や西郷隆盛などの小説などはあっても、明治政府成立後の話ってあまりない。
    ということで、興味があって読み始めたが、とにかく細かい。
    そのため、政治の話や人間関係の話などが多く、暗い感じ。
    それだけ複雑な時代だったということなのであろうが、史伝ということもあり、面白みは全くない。
    それだけに、読んでいてもなかなか前に進まず、読み終えるのに苦労した。
    ただ、この時代における傑出した政治家であることは伝わってきた。
    おそらく、後世でより評価されるべき人物なのであろう。

  • 上下巻。
    ざっと伊藤博文の生涯をつかめます。

  • 「史伝」というだけあって、小説よりも史実に忠実に書かれている(と思う)。けれども小説感覚で読めて、伊藤博文や周りの人にまつわる逸話もバッチリ読むことができるので、明治入門書としてはかなりイイ!伊藤だけではなく、高杉晋作や井上馨、大久保利通、木戸孝允、なんかも詳しく書かれている。

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著者プロフィール

一九三一年東京生まれ。横浜国立大学経済学部を卒業後、読売新聞社を経て作家生活に。六七年『風塵地帯』で日本推理作家協会賞を、六八年「聖少女」で直木賞を受賞する。推理・サスペンス小説、スパイ小説、歴史小説、伝記小説など広範囲なジャンルで硬筆な筆をふるう。

「2019年 『ガラスの階段 特捜検事 新編集版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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