生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯

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  • / ISBN・EAN: 9784198620271

感想・レビュー・書評

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  • ピーター・シスの闇と夢 | 展覧会 | I/M 市立伊丹ミュージアム
    https://itami-im.jp/exhibitions/ピーター・シスの闇と夢/

    ピーター・シスの絵本に見る自由、信念、夢。「ピーター・シスの闇と夢」展が開幕|美術手帖
    https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/24612

    【『三つの金の鍵』など】絵本作家ピーター・シスの魅力とおすすめ作品 | 小説丸
    https://shosetsu-maru.com/recommended/peter-sis

    生命の樹 ─チャールズ・ダーウィンの生涯─ - 徳間書店
    https://www.tokuma.jp/smp/book/b502878.html

  • 〝地球上の生物は、何億年もかけて、一本の木が枝わかれするように生まれてきた。いわば、生命の樹である・・・〟『種の起源』で知られるチャ-ルズ・ダーウィン(1809-1882)の生涯を、著書や手紙、航海日誌をもとに絵日記風に再現させたピータ-・シスの大型絵本。 南アメリカ南端の測量調査を目的とした<英国軍艦ビーグル号>の5年にわたる航海(1831.12.27~1836.10.2)に同行した22才のダーウインは、生涯において何ものにも代えがたい貴重な経験を得て、全ての仕事の方向を決定づけることとなった。

  • ダーウィンの生涯をとても美しい絵本で表現している。
    細かいところまで書き込んであって、
    よみごたえがあった。
    ウェッジウッドと親戚だったなんて知らなかった。
    上流社会で、優秀な血筋だったんだろうなあー。

    ピーグル号で冒険している時に、原住民に対して心を痛めている描写がたくさんでてくる。
    当時の西洋人は、自分達が一番偉くて、何をしてもいいと思っていたんだろうか?
    ダーウィンの科学者としての理性的な感性に感動しました。

    日本人も、戦争の時、同じようなことしてたっけ、、、

  • ダーウィンについては『種の起源』を書いた人だということくらいしか記憶にありませんでした。

    父はダーウィンを自分と同じ医者か牧師にしたかったこと、ビーグル号で5年近くも航海したこと、種の進化についての研究成果を発表するのをためらっていたことなど彼の生涯を絵本の形で詳しく知ることができてよかったです。

    >地球上の生物は、何億年もかけて、一本の木が枝わかれするように生まれてきた。いわば、生命の樹である・・・・・・。

    これまで当たり前だと思われていた見方をくつがえす発表をするのはかなり勇気がいったのだろうなと感じました。

    字の細かい部分もあり読むのは大変ですが、読み応えがあります。
    時間をかけてじっくり楽しみたい美しい絵本です。

  • ダーウィンの生涯をまとめた絵本。

    学生のころから父親の強い意見で進路を決めたり、やっとの事で許してもたらったビーグル号での航海も、研究だけでなく、さまざまな出来事があり、自身も病気になったり苦労しつつの旅だった。
    種の起源のアイディアも、いきなり発表すると、世間から受け入れられない(キリスト教の教えに反するから)からと、慎重に時期をみて、自身の研究者としての地位を先に確立しようとする。そうこうしている間に、別の研究者に先をこされそうになり、あわてる。

    ダーウィンの残した膨大な手紙や研究資料をもとに、百科事典的に描かれた絵本。
    こまこまと書かれているので、楽しいような、めんどくさいような・・・。

    高学年むきの伝記絵本。

  • 著者がダーウィンの日記や手紙、航海日誌などをもとに描いた「チャールズ・ダーウィンの生涯」。絵本の装丁ですが、とても綿密で内容の濃い一冊。ダーウィンを調べる上での参考資料になりそうなくらい細やかな情報が挿絵とともに載っています。大人でも興味がないと読み切れないほどです。文字や挿絵がページいっぱいあちこちに踊り、探しながら読むのも楽しい工夫された絵本。

  • チャールズ・ダーウィンの伝記を絵本にしたもの。大型絵本だが、文字が少々小さくて、私にはつらかった。しかし内容はとてもすばらしく、どんな一生を過ごしたのかが非常によくわかった。タロットカードの図案を連想させるレイアウト。

  • ダーウィンの生涯を5年間の航海に焦点を当ててダーウィンの手記風に絵本にしている。
    細かい文字が多いので隅々まで読むには時間がいる。

    航海の途中で倒れて死んでいる人もたくさんいるので、最後まで生き残ったのは運だなぁとか関係ないことを考えたり。
    本人が学者気質なのもあるけれど、もともと家柄がエリートだったんだなぁ、と。
    難しい理論は分からないけれど、ダーウィンがどんことをした人なのかを知るにはとてもいい。

  • 虫眼鏡で見たい一冊。

  • ダーウィンの進化論。父のすすめで牧師になろうとしていた時期があった。

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著者プロフィール

ピーター・シス:1949年、チェコスロバキアのブルノ生まれ。プラハ工芸美術大学とロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。新聞、雑誌、書籍のほかに、アニメーションの分野でも幅広く活躍。ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞、ボローニャ国際絵本展金賞、コールデコット・オナー賞など、数々の賞を受賞。作品に『三つの金の鍵ー魔法のプラハ』『かべー鉄のカーテンのむこうに育って』『マドレンカ』(BL出版)や、『星の使ーガリレオ・ガリレイ』『生命の樹ーチャールズ・ダーウィンの生涯』(徳間書店)、『ロビンソン』(偕成社)など多数。

「2022年 『ニッキーとヴィエラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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