- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198621735
作品紹介・あらすじ
さっちゃんがひとりでおさんぽしていると、やせてよごれたのらねこが、はなしかけてきました。「ぼくのおねがいきいてもらえませんか」。女の子とねこのユーモラスなやりとりが楽しい、あったかい絵本です。
感想・レビュー・書評
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5歳5ヶ月
名前って自分でつけるのではなく人から付けてもらうんだ!子どもにも自分の名前を大切にしてほしいものだ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「なまえが ないんです」と言うのらねこの真剣な顔に、さっちゃんと一緒にどきっとします。「なまえがない」「だれでもない」という冷たい虚しい気持ちを思うと、ぶるっと身体が震えます。自分の名前には「しあわせになるように」という「ねがいがこもっている」と気づいたさっちゃんが、のらねこに願いを込めた名前を考えてあげるというラストが素敵です。花畑にぴんと立った「しっぽ」が嬉しく誇らしそう。
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誰かに名前を言うことがなくても、自分が知っているってことが大切なんです。って母に刺さったなぁ。
結婚して子供が生まれると、〇〇さん、〇〇ちゃんのお母さん、とか名前で呼ばれることってガクッと減るんだよね。
私の名前。大事な名前。
また呼んでもらえるステージがくるかな? -
「さっちゃんがひとりでおさんぽしていると、やせてよごれたのらねこが、はなしかけてきました。「ぼくのおねがいきいてもらえませんか」。女の子とねこのユーモラスなやりとりが楽しい、あったかい絵本です。」
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幼児〜低学年向けかと思って読み始めたら、最後はじわっと涙も。
生まれたときからのらねこで、名前がないのが悩みのねこ。
名前がないのは顔もないようなもの。
子どもができたってわかったときから生まれるまで、たいていみんな、真剣に悩んで考えると思う。
そんな親の気持ちもわかるかな。
子どもが名前の由来を調べる学習をするときに特におすすめ。
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なまえのない、のらねこさん。さっちゃんに近づいてきて、名前を付けてくださいとお願いを。しっかりと考えて、ちょっぴり変わった感じの名前を付けてあげます。ストーリーから、名前の大事さを学ぶことができる素敵な絵本だと思います。
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名前はそれがどゆな名前でも名付けられた瞬間から唯一無二になる。大事なアイデンティティ。名前を呼ばれるって嬉しい。
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春らしい本だった。少し文章が長かったけれど真剣に聞いていた。4~5歳ごろにまた読みたい。3歳1ヶ月
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春の絵本
ねこに名前をつける
ちょっと大きい子向け
8:00