- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198631109
感想・レビュー・書評
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かなり面白い
長生きに限らず、充実した人生のために
食べるものを選ぶ必要がある
むしろ、いかに食べないでいるか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今現在の僕の食生活は、この本に書かれていることと比較的近いんですけど、体調はすこぶるいいです。やっぱり食べ過ぎていたんでしょうね。
僕の最近の食生活が、これに書かれていることとまったく同じだということにびっくりしました。僕はかつて、朝、昼、晩と三食ドカ飯&ジャンクフード、コンビニ飯。休みの日は暴飲暴食と、今考えるといつ体を壊してもおかしくない食生活をしていて、体重が100㌔近くなってしまったことがあります。しかし、ここ近年。望む、望まないにかかわらず、ここに書かれているような食生活。肉、卵。牛乳を一切というわけにはいきませんが、控えめにして、食事の量もピーク時の三分の一に落とすと、
体重が見る見る減って、頭がボーっとしてフラフラするんじゃないかと思ったら、全然そんなこともなくて、体調もすこぶるいいんですね。僕は肉食を否定しませんし、それどころか好きですしね。量を食べるのも嫌いじゃないんですけど、この本を読んでいかに過ぎたるはなお、及ばざるが如しで体にはよくないんだなと、改めてそう思いました。冒頭で、チリ大地震で生還した、鉱山労働者と、歌人の正岡子規の病床の様子が対比されていたんですけれど。恐ろしいんですね。
正岡子規の最期が。当時の栄養学の常識が『肉食礼賛』だとこの本では説いているんですけど。彼の死に方は壮絶で、できることならああはなりたくないんで、まったく肉食をしないわけではありませんが、量をほどほどに、僕は食生活を続けていこうと思っています。