- Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198631505
感想・レビュー・書評
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ソーシャルメディアへの踏ん切りがついた。過去のこととはいえ、数年前の話をここまで聞けるのは嬉しい。スタバに行きたくなった。
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スターバックスに経営危機が訪れる。
顧客と向き合うことを忘れ、ウォール街の評価に一喜一憂。
店舗数の増加と株価の上昇に気を取られたスタバは、急激な売り上げ減少という現実と向き合うことになる。
マクドナルドなどのライバルが登場、そしてリーマンショックが追い打ちをかける。
スターバックス成功物語の続編、スターバックス再生物語。華々しい成功から一転、窮地に立たされるスタバ。
会長職からCEOに復帰したハワード シュルツは、スターバックスの原点に立ち返りつつも、斬新なアイデアを取り入れ改革の手を緩めない。
その手に汗握るドラマチックな展開は、まるでよく出来た経済小説のようだが、これは実話だ。
ふだん何気なく飲んでいるスタバのコーヒー。その裏舞台でこんな熱いドラマが展開していたことに正直驚きを隠せない。
真の成功とはいったい何なのか・・・?その問いの一部分をスターバックスは教えてくれている。 -
スターバックスのCEOが書いたスターバックスの物語です。コーヒーとスターバックスに対する深い愛情と情熱が感じられる素晴らしい本でした。店舗を経営することがこんなにロマンティックな行為なんだとあらためて思い知りました。これほどの店舗数とグローバル企業に育ったスタバが大衆ウケを追求していたわけではなく、ハワード・シュルツ氏のこだわりと情熱に大勢の人が突き動かされたのだなとわかりました。そういう私もスタバ大好きです。
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エクセレントカンパニーはお客様に提供したい価値とそれを明確に具体化し、社員と共感し実行するまさに闘いから育まれていくんだなぁと実感。本当に名著だと思いました。
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興味深く読んだ。普段スタバにいかないし頼み方さえいまだにわからないけど、コーヒーの話は面白かった。ふれあい、思い出、利便性。コミュニティ、ストーリー、体験。自分の仕事にも活かせそうなことがいろいろあるな。
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スターバックスという大企業を存亡の危機が襲ったとき、創業者のハワード・シュルツは何を感じ、どう立ち直らせたのか。
簡潔に言うとこんな感じになります。
これを、創業者ならではの視点から、理論/感情双方の面から分析し、物語調に話しているのですが、これが非常に深い内容になっています。
ネタバレの恐れがありますので詳しくは書けないのですが、ここに書かれている内容はほとんど全ての企業に通じることだと思いますし、シュルツ自身や周囲を取り巻く人の思いが伝わってきて、ただスターバックス再建の過程に納得するだけではなく、素直に感動することができます。
モヤモヤしたものを抱えている人や、何か悩みがある人、壁に直面している人には特におすすめしたいです。
ここ最近のこのテの書物の中では一番感動したかもしれないです。
とにかく!読んでみて下さい。
損はしないと思います。
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スタバの素晴らしいサービスノウハウを提供する本は多数あるが、企業としての歩みや大切にしていることをそのまま提供している本はこれしか知りません。
特に印象に残ったフレーズ。
「わたしを魅了した大きな数字ー4万店舗ーは大切なことではない。唯一大切な数字は”一”である。一杯のコーヒー、一人のパートナー、一人のお客様、一つの体験。わたしたちは一番大切なものに戻らなければならない。」 -
こういう会社もあるんだな…と。
(以下、飲み込む。)