ロバのジョジョとおひめさま (児童書)

  • 徳間書店
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198639020

作品紹介・あらすじ

ロバのジョジョはメロン売り。ベネチアの町の広場で、メロンを売っていると、おひめさまがやってきて、ジョジョをやさしくなでてくれました。さて、おひめさまの誕生日、父親は馬を買ってやろうといいますが、おひめさまが選んだのは、ロバのジョジョ。「みにくいロバなどダメだ」と父親が許さないので、おひめさまはジョジョに、夜、こっそり一緒に逃げ出そうといいます。その夜、激しい雨のなか、ジョジョが町の広場に着くと、高潮で水が流れこみ…?

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいるうちに、ロバが、人間の男の子に思えてきた。
    文章量は、そこそこあるのに、サラッ〜っと、読み進められる。
    話の内容もよい。サクセスストーリー。

  • マイケル モーパーゴ (著), ヘレン スティーヴンズ (イラスト), おびか ゆうこ (翻訳)

  • 面白かった。

  • 978-4-19-863902-0 40p 2015・1・31 初版

  • メロン売りのおやじさんは今日もロバのジョジョによろけてしまうほどどっさりのメロンをのせて運ばせています。ジョジョはうんざり。サンマルコ広場にやってきたジョジョたち。そこで、やさしいおひめさまに出会い・・・。

  • ・起承転結のあるストーリー展開がいい。先が読めなくておもしろい。             
    ・ロバやおひめさまの表情がよく、性格のよさがあらわれている。かわいい。              
    ・ベネチアの町の魅力、お守りとしての金の馬のいわれなどが伏線になり、楽しい物語になっている。   
    ・表紙にも表れているように、ハッピーエンドで、満足できる。                          

  • モーパーゴらしい、暖かなストーリー。起承転結がはっきりしていて分かりやすい。

  • ロバのジョジョは、せなかにいっぱいメロンをつんで、市場にいきました。いじわるなおやじさんは、ジョジョをこきつかってばかり。ジョジョも自分のことをみっともないと思っていました。ところがあるひ、おやしきからおひめさまがとびだしてきて、ジョジョをなでてくれたのです!
    ちいさなロバが、町をすくうために大かつやく。ああ、よかったと思えるすてきな絵本です。

  • 言い伝えは真実だった。でも、彼の協力なしでは成しえなかったし、みんなが無事なら、それが真実であろうと、ただの言い伝えであろうと、そんなのは小さなこと。
    最初「オイーン」がなんなのかわからなかった。おじさんがそう声を張り上げてるのかと思ってた。
    荷運びから、売り子までできるロバさんなんてそうそういませんよ、おひめさまが友達になりたいと思うのも当然のことでしょう。


    舞台は水の都ベネチアです。
    メロン売りに、オリーブの木、そして街にあふれる海の水と、イタリアはベネチアの雰囲気がよく出ている本です。

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著者プロフィール

1943年英国ハートフォードシャー生まれ。ウィットブレッド賞、スマーティーズ賞、チルドレンズ・ブック賞など、数々の賞を受賞。作品に『ゾウと旅した戦争の冬』『シャングリラをあとにして』『ミミとまいごの赤ちゃんドラゴン』『図書館にいたユニコーン』(以上、徳間書店)、『戦火の馬』『走れ、風のように』(ともに評論社)他多数。

「2023年 『西の果ての白馬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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