空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ (児童書)

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198642600

作品紹介・あらすじ

10歳の女の子フローラがある日、掃除機に吸い込まれかけたリスを助けると、リスは、普通とは様子がちがっていた。人間の話がわかり、タイプライターが打てるのだ。おまけに、ここぞというときには、空も飛べる! ところが、母さんがリスを殺そうと企んでいるとわかる。母さんは父さんと離婚して以来、仕事ばかり。フローラがいないほうが楽だとまで言いだし…? ユーモラスでほろりとする、人気児童文学作家2度めのニューベリー賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • 掃除機に吸い込まれたリスがふしぎな事に...。

  • 両親が離婚して恋愛小説の作家である母親と暮らすフローラ(10歳)は、ある日隣のティッカムさんの庭で強力掃除機に吸い込まれるリスを助ける。掃除機に吸い込まれたおかげで毛の無くなったリスは、代わりに超人(超リス?)的な力を得ていた。人間の言葉を理解し、空を飛び、パワーを持ち…。
    超リスと寂しい気持ちを抱くフローラを中心に、両親や隣人たちを巻き込みドタバタの中で心の触れ合いを描く。

    ウ~ム、ニューベリー賞かぁ。???かな。
    小学校中学年向き

  • 10歳のフローラは作家のお母さんと二人暮らし。自分のことは「ひねくれ屋」だと思っている。
    ある日、フローラは掃除機に吸い込まれかけたリスを助けた。ところがこのリス、掃除機に吸い込まれそうになりながらも変な能力がついてしまった。片手で掃除機を持ち上げられるくらい力持ちだし、人間の言葉をわかるようになったし、タイプライターで詩を書いたりする。
    母さんは父さんと離婚してからは仕事に追われ、フローラを育てることに必死で、リスの不思議な力なんて信じてくれない。不思議なリス。そんなの、フローラを混乱させるだけだから、いらないと思い、殺そうとするのだ。
    フローラはお母さんにもリスのことをわかってほしいのだけど・・・。

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著者プロフィール

アメリカの作家。『ねずみの騎士デスペローの物語』と『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』で、二度のニューベリー賞を受賞。そのほかの作品に『きいてほしいの、あたしのこと―ウィン・ディキシーのいた夏―』、『愛を見つけたウサギーエドワード・テュレインの奇跡の旅―』などがある。

「2023年 『ベアトリスの予言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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