ふしぎなようせい人形: 四つの人形のお話4 (四つの人形のお話 4)

著者 : ルーマー・ゴッデン 久慈美貴

• 徳間書店 (2019年1月19日発売)

作品紹介・あらすじ

四人きょうだいのすえっ子エリザベスは、いつもしっぱいばかり。でも、ようせいの人形をおまもりにもらってからは、人形がなんでもたすけてくれるようになりました。わすれずに歯をみがくようになったし、かけ算の九九も答えられます。ずっとのれなかったじてんしゃにも、のれるようになったのです。ところがある日、人形がなくなってしまい…？　物語の名手ゴッデンが人形と子どもたちをあたたかく描いた幼年童話を、挿絵と挿画を新たに復刊。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2019年5月10日]

１・２月号　ルーマー・ゴッデンの世界 | 徳間書店の児童書
http://www.tokuma.jp/kodomonohon/jchildletterinfo?tid=22466

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四人きょうだいのすえっ子エリザベスは、いつもしっぱいばかり。でも、ようせいの人形をおまもりにもらってからは、人形がなんでもたすけてくれるようになりました。わすれずに歯をみがくようになったし、かけ算の九九も答えられます。ずっとのれなかったじてんしゃにも、のれるようになったのです。ところがある日、人形がなくなってしまい…？　物語の名手ゴッデンが人形と子どもたちをあたたかく描いた幼年童話を、挿絵と挿画を新たに復刊。
http://www.tokuma.jp/kodomonohon/jbookinfo?isbn=9784198647650

[castagnaさんの感想 · 2021年5月10日]

原題：The Fairly Doll 1956

クリスマスかざりのようせい人形　15センチ
白いふわふわで、ひかるビ－ズがついているドレス、
背中には銀色のはね
くろかみに銀のほそいかんむり、しずくのようなガラス玉のかざり
銀のまほうのつえ、銀色のくつ（描いたものだけど）

四人きょうだいのすえっこエリザベス
なにをやっても、いつもしっぱいばかり
おまもりにもらったようせい人形がなんでもたすけてくれる

クリスマスに青色の小さなじてんしゃをもらう
が、こわくてのれない

ひいおばあちゃん

ようせいのたべもの
雪のアイスクリーム
ヒイラギのみとやきりんご
野イバラの実はようせいのパイナップル！
カワヤナギの花のバナナ
さんざしのつぼみのれたす
きんちゃいろのぶなの木のめ　ロールパン
サクラソウのバター

「エリザベス、はをみがいたの？」
という姉の台詞に
「まっしろになるまで～」と歌いたくなる　笑

黒スグリの実、ぶどう
ハシバミの実　ローストポーク

はつしもの日　運命の日

ひいおばあちゃんが来た日のメニュー
とりそぼろとれたすのサンドイッチ
バタークッキー
チョコレートタルト
ほそながいスポンジケーキとメレンゲ
バースデーケーキ（クリスタべルの12歳の）


「ようせい人形は、あの子だけなんだから！」

エリザベスのクリスマスプレゼント
あかちゃん人形


『ふしぎなお人形』1966偕成社　世界の幼年どうわ　厨川圭子訳

著者プロフィール

ルーマー・ゴッデンRumerGodden1907～1998。英国サセックス州生まれ。父の仕事の関係で、生後六カ月で当時英国領だったインドに移り住む。十二歳のときに英国へもどるが、その後もインドとを行き来して暮らした。一九三五年に作家として活動をはじめ、おとな向けや子ども向けに数々の作品を生み出した。作品は長編小説、短編小説、戯曲、詩など多岐にわたる。日本で紹介されている子どもむけの本に、『人形の家』（岩波書店）、『ねずみ女房』（福音館書店）、『バレエダンサー』（偕成社）、『ディダコイ』（評論社、ウィットブレッド賞）、『ねずみの家』『おすのつぼにすんでいたおばあさん』『帰ってきた船乗り人形』『すももの夏』などがある。

「2019年 『ふしぎなようせい人形』 で使われていた紹介文から引用しています。」