月とコーヒー (文芸書)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 254
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198647728

感想・レビュー・書評

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  • 「さあ、これから!」というところで終わってしまい「うっううっ~」と急ブレーキをかけられる感じ。元々短編では消化不良気味な私にとってこの短編は短すぎました。いいお話が揃ってるからもう少し続きが読みたい。

    • アールグレイさん
      こんにちは、
      ゆうママです、
      突然のコメント、お許しを
      短編集って、そう。「天使と悪魔のシネマ」Day to Day」が、最近読んだ中でその...
      こんにちは、
      ゆうママです、
      突然のコメント、お許しを
      短編集って、そう。「天使と悪魔のシネマ」Day to Day」が、最近読んだ中でその類いかと思います。この本は今年の1月に読んだのですね!
      突然に失礼致しました。
      (^_^)/
      2021/05/24
    • raindropsさん
      こんにちわ。
      ゆうママさん、コメントありがとうございます。

      短編集、いいのもあるんですけど、今回の本は私には短すぎました。私が未熟だからな...
      こんにちわ。
      ゆうママさん、コメントありがとうございます。

      短編集、いいのもあるんですけど、今回の本は私には短すぎました。私が未熟だからなのかもしれません。

      教えていただいた二冊は未読ですが、「Day to Day 」は内容見た限り、かなり短い見たいですね。ちょっと見てみたい気もします。

      また、面白い本があれば教えてください。
      2021/05/25
  • 24篇の短編集。
    喫茶店〈ゴーゴリ〉の甘くないケーキ。
    世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。
    映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。
    トランプから抜け出してきたジョーカー。
    赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。など(あらすじより)

    コーヒー好きなので、タイトルにひかれて読み始めてびっくり。
    絵本のような独特な設定と文体。
    短編なのに、舞台はさまざまな不思議にあふれていて、終わり方も唐突だったり、その先を予感させたり。
    その世界に浸りきることなく、次の物語が始まるので、心と頭が忙しい。
    ちょっと今の私には、ハマりきれない世界観で読んでも楽しくなれない本だった。

  • インクにまつわる3つのお話が、とくに心に響きました。
    色を頭のなかに描いてみたり、記すこと、文字を綴ることへの想いをいたしてみたり。
    その他、さみしさだったり、あたたかさだったり、色んな想い深めてくれる物語たちが、ちょうどいい長さで24編。

  • 一話一話がかなり短いため、サラッと読める。

  • 老人たちの捻くれ可愛さが、アーノルドに伝わってるといいな。


  • 第一印象はこんなに分厚くて
    最後まで読み切れるかしらと…
    心配してしまいました。
    しかし、文字数もそんなに多くなく
    読み始めたらあっという間に終わってしまいました。

    内容としては、短編集なので
    ひとつひとつが短く…ほんわかした気持ちで
    読み進めていく感じでした。
    ただもう少し掘り下げて欲しいお話や
    続きが気になるお話があったりで
    物足りなさもあるかなと。

  • タイトルに惹かれて読んでみた。1話1話が短いので、読みやすいです。でも、読書好きの方には読み応えがなく、もう終わり感が強いです。読書することに慣れていない方や、久々に読む方は夜にちょこっと読むのにいいかなって。何も考えずに読めます。

  • 作者のあとがきを読んだら納得だけど、さらっとしてるから読み応えには欠けたかな。『空から落ちてきた男』が1番好きかも

  • 人生の魅力って「月とコーヒー」に表されるのかもしれない。

    最後あとがきを読んで、この本の魅力に気がついた。
    生きていくのに必要なのは「太陽とパン」だけれど、
    生きていく上で深みを生み出すのは「月とコーヒー」なんだろうと思う。

    誰かにとっての太陽になるのもとっても魅力的だけれど、月になるのもちがう魅力があると思う。
    そしてこの2つは比べるものではないんだと思う。


    小説としては、不思議な気持ちになる短編集。
    でもどこか心地よくて、最後ちょっとだけさみしい。
    そんな本でした。


    ☆良かった逸文
    「どれほど高級な舶来物のぴかぴかした万年筆であっても、インクが凡庸なものであったら台無しです。」

    「本が素晴らしいのはーー
    ページをひらけば、すぐに別の世界があらわれ、ページを閉じれば、こちらの世界の音や匂いが戻ってくる」

  • 短編集
    いまいち世界には入れなくって途中で挫折

  • ショートショートは星新一作品以来かも。世界観についていけないところが多少あるが、軽く読むなら気にならない程度。

  • うーん、少し物足りなかった。

著者プロフィール

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂とぼく』『雲と鉛筆』 (いずれもちくまプリマー新書)、『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナリザの背中』(中公文庫)など著書多数。

「2022年 『物語のあるところ 月舟町ダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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