お能健康法 すり足と呼吸で身体がよみがえる!

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198651251

作品紹介・あらすじ

身体が歓ぶ深い呼吸につながる謡
体幹が無理なく鍛えられるすり足
最強の組み合わせで、寿福増長しましょう!

脳が活性化する 
身体がすいすい動く
心を整える
免疫力をあげる



「健康能楽」は、世阿弥が意図していた
「寿福増長」を現代の私たちが叶えるための
実践法です。
お家の中で少しの時間を使って
試してみてください。
現代を生きる私たちの身体と心を整える秘訣が詰まっています。

お能の特徴的な動きであるすり足と、
謡(うたい)をベースにした呼吸法で、
身体の不調が整う「健康能楽」のすすめ。

観世流シテ方能楽師である著者が伝える
日本人ならではの健康法です。

医師や研究家たちの協力も経て、
お能による身体の変化を自らの身体の動きを
数値化して明らかにしています。
筋トレや激しい運動は不要です!
畳二畳分あればできます! 

子どもからご高齢の方まで
みなさんに実践してほしいものです。


本書の最終ページには、
3つの型の解説動画へアクセスしていただける
QRコードがついています!
読んで、見て、すぐに実践していただけます。


目次

はじめに―――お能健康法へようこそ!

第1章 健康能楽への道

第2章 深層筋を目覚めさせるすり足

第3章 松果体を活性化させる謡

第4章 医学から見る能楽

第5章 能の体験と変容について語る

第6章 能楽師と舞踏家の対話

感想・レビュー・書評

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  • 能は人々の健康と幸せを願って成り立ったという考えから能のすり足を深層筋を活性化させる独自の健康法として紹介している。

    すり足のエクササイズは体験会などに参加しないと紙面だけでは分かりにくいと感じた。

    すり足エクササイズや能が与える心身への良い影響を強調するためか、筆者の知り合いの医者などが周波数、言霊、カタカムナと能との関係について寄稿しているが、主観的で、結果的に筆者を称賛するものになっていて、説得力に欠けるように思った。

    松果体を活性化して魂と繋がるなど、エクササイズの説明の後に、突如スピリチュアル要素が濃くなり、すり足で得られる効果がぼやけ、著者の「西王母」さえ、聞いていれば物事全てうまくいくという印象が強く残ってしまった。

  •  お能のすり足と謡で普段とはことなる体の使い方で、活性化されるという趣旨。体験することが重要ということから、本を読むのはきっかけで、そこから体験するしかないのだろうが……この本に寄稿している先生方の趣旨が、あれ?という感じで(フリーダムに書いているので)まとまりがなく、この本で伝えたいことと外れているのでは?という気持ちになる。先生の伝えたい内容のみのほうが読みやすかったのでは? 何のためにコラムを入れたのかが不思議である。
     個人的には、本を読んで実際のワークショップ等に行かずともためしてみよう!というくらい実践の説明が多いか、著者による丁寧な説明が多い本の方が好みである。

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著者プロフィール

能楽師。観世流(梅若)シテ方。能楽協会会員。京都梅若会所属。緑幸会主宰。京都市在住。昭和45年角当行雄師に入門。55世梅若六郎師56世梅若六郎師(現・実玄祥師)に師事。シテは70数番。披キは以下の通り。昭和60年初シテ「小鍛冶」。平成4年「石橋」5年「猩々乱」10年「俊寛」12年「千歳」14年「道成寺」「藤戸」15年「弱法師」17年「花筺」18年「鉢木」「絃上」19年「砧」21年「山姥」22年「石橋大獅子」23年「望月」24年「隅田川」25年「松風」28年「恋重荷」。平成30年3月26日 一般社団法人日本能楽会「功労者表彰」受賞。

「2020年 『お能健康法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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