闇を斬る: 直心影流龍尾の舞い (徳間文庫 あ 43-1)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198922368

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  • L 1 直心影流龍尾の舞
    鷹森真九郎 27歳 身の丈五尺九寸177余 南国の陽に焼けた骨格たくましい美丈夫。って!
    なにげなく読み出したのにスピードダッシュがすごくてついていけず。そして初っ端から一気に事件をちゃっちゃと片付けていく同心桜井琢馬。真九郎の逐電理由が妻雪江がらみで拍子抜けなうえにどんだけ金もって江戸にきてんだよ、とツッコミどころ満載で楽しい。
    さらに真九郎、目が回るほどの忙しさ。どんどん斬るし、どんどん場面が変わって飽きさせない、というよりも速読寄りの自分が目が回る…。
    逐電した藩がらみと藩主に帰参を求められちゃう&断る感じがアレに似ている。あっちの鰻割りよりもかなり裕福だけどね。
    たまにある読者への謎かけが、案外大した内容じゃなくて拍子抜け。そんなところがちょくちょくあるのでトラップに引っかからないよう注意。

  • 月下の剣
    隅田堤の血飛沫
    乱舞
    雨に煙る不忍池
     祝言

  • 何故買ったのか思い出せない★

    偶然行き会った事件から、襲われていた商人・和泉屋 宗右衛門を警護することになった真九郎。
    本人も理由ありで、今治藩を脱して新妻・雪江と江戸へ出たきたばかり。
    誰の仕業か…和泉屋は夜間出かける度に襲われ、真九郎はその剣の技で助けるのだがー
    敵方の強さはその日によってばらつきもあり、何より和泉屋でなく真九郎を狙う輩も現れー
    望まぬのに、助ける為、生き延びる為に人を切り、殺めなければならない状況に真九郎は…。


    なかなか面白かったです。
    ちょっと時間がー過去なのか現在なのかーわかりにくいトコロがあったけど。
    七人と一人で対峙したのと、最後の決闘は迫力!
    あと、雪江のほんわかした性格と、生活ぶりにはのぼのします☆

    でも続編は読まないと思。

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著者プロフィール

1950年沖縄県生まれ。出版社勤務を経て、2005年に時代小説作家としてデビュー。著書に〈闇を斬る〉〈霞幻十郎無常剣〉〈九頭竜覚山浮世綴〉シリーズなどがある。

「2023年 『闇を斬る 龍尾一閃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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