クラッシュ (徳間文庫 は 26-3)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198925628

感想・レビュー・書評

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  • good!

  • いつもの感じ。短編は読みやすいけれど、不夜城のような緻密な駆け引きを書くには少し物足りない。

  • 石田衣良のウエストゲートパークのような雰囲気の一冊でした。

    プーちゃん曰く、ずいぶん自分の都合のいいようにねじ曲げてる小説だ。

    と、言っておりましたが、まぁ、確かになんとなく悪ぶる男のロマン的な要素あるかな。エロスに薬に暴力!万歳!みたいなね。

    ラストのページに載ってた著者の写真が、これまたそういう夢想を抱きそう方の象徴ともいえるような外見で、私的にこの小説読み終わってからの著者の写真のオチが一番いいオチでした!笑

  • 解説池上冬樹。初期作品群へのエルロイの影響について言及

  • 短編集で読み易かったけど、一週間経ってレビューを書こうと思ったらほとんど思い出せなかった。かろうじて思い出した「ギャング」あの結末は一体どういうことだったんだろ。

  • まあまあ

  • 現代のルポルタージュ的な内容だと思った。 悲しいというよりも、現実はこうなのかも? って。 こうであって欲しくは無いけど。 

  • 歌舞伎町。シャブの売人。カジノにはまった。借金の返済がせまっている。十七歳のユウ。金を持っていた。シャブ漬けにしてカモるはずが、やくざにあてがうことになった。疼く心。炸裂する暴力。鮮烈に描く破滅に向かう青春。馳星周の傑作短篇。(Amazon.co.jpより)

    久しぶりに小説を読む。著者の馳星周は、私の好きな作家の一人だ。代表作は不夜城で、小説を読んだ時の衝撃は今でも覚えている。ノワール(暗黒)小説をメインに執筆しており、読み始めると、現実世界から一気にアンダーグラウンドな世界へと陥れてくれるのがとっても好きだ。

    本著は8つの短篇から成っているが、まっとうな主人公はひとりもいない。暴力、ドラッグ、性、金などが入り乱れて、各々堕落してしまった人生を彷徨い抗っているのだ。繊細な方は読むことは勧めないが、作品のインパクトはかなりある。現実にありそうなストーリーだけに、緊迫感と焦燥感が交錯し続けた。決してハッピーエンドではないので、読後は暗くどんよりしてしまった。しばらくメランコリーな気分が続きそうだ。(笑)

    でも、著者の作品はやめられないなぁ・・・。

  • 短編集 暴力とSEXが淡々と語られるいつもの感じ でもやっぱり悲しい物語が多い 

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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