新参教師 (徳間文庫 く 20-1)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198930486

感想・レビュー・書評

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  • 生徒とのやりとりがメインのはずが、教員の職務のイロハと、教員間のみのミステリーだけで終わってしまったのがとても残念。私自身は、「そうだよな」と思わず頷きながら読んでしまう箇所も、きっと業界人ならではのこと。きっと、大多数の読者が、教師ものの物語に望むストーリーは、一つステージの違うものであるのではないか。とはいえ、教師ものの物語を書く際の、一つの大きな道しるべにはなった。

  • なかなか笑えて楽しく読めたけど、教師ものなのに生徒との関わりが全く描かれてなくて、作中で教えることの素晴らしさに気づいてるのになーと少し白けた。

  • 100209

  • これって作者誰?ホントに熊谷達也?という読後感だけが大きく残った。

  • 学校の先生って大変ね〜知ってたらもっと言う事きいたのに…まぁこんなマヌケな先生なら憎めないかも!

  • 教師モノ。といっても生徒との絡みほぼ無し。民間上がりの巨乳好きの下世話な新米教師奮闘記。ただし生徒の為ではなく自分の為の奮闘記である。

  • もう少し、教師という仕事のことを深くつっこんで描いて欲しかったかな。

  • つまらん

  • 熊谷達也と言うことで、もっと重厚な作品を期待していたのですが、そういう意味では見事に肩透かし。
    次から次に小事件が起こり、ちょっとミステリー仕上げです。そして、そのドタバタ振りがユーモア狙いなのでしょうが、今一効果が出ていないのが残念です。荻原浩さんあたりに書かせると、相当笑える物になるのでしょうが。
    そんな訳で、余り良い印象ではなかったのですが、解説を読むと熊谷さんは元中学教師だそうで、案外現在の教育環境はこんなものか(もちろんカリカチュアされてるのでしょうが)と思うと、ちょっと見直す気になりました。

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著者プロフィール

1958年仙台市生まれ。東京電機大学理工学部卒業。97年「ウエンカムイの爪」で第10回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2000年に『漂泊の牙』で第19回新田次郎文学賞、04年に『邂逅の森』で第17回山本周五郎賞、第131回直木賞を受賞。宮城県気仙沼市がモデルの架空の町を舞台とする「仙河海サーガ」シリーズのほか、青春小説から歴史小説まで、幅広い作品に挑戦し続けている。近著に『我は景祐』『無刑人 芦東山』、エッセイ集『いつもの明日』などがある。

「2022年 『孤立宇宙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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