桜小町: ひやめし冬馬四季綴 (徳間文庫 よ 18-1)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198931216

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  • L ひやめし冬馬四季綴1

    自分本位でポジティブ全開な冬馬に魅力感じず。22歳設定でここまで無邪気だとオツムが弱いんじゃないかと。後半の流れも苦し紛れのような。そんなご都合主義な…十蔵の末路も後味悪いし。シリーズモノらしいので波乃に期待…。

  • 高嶺の花の美女に惚れた、諦めることに慣れてしまっていた冷や飯が一念発起、ゲットのために立ち上がってみれば、藩上層部の不正に遭遇し、ちとビビる。(2010年10月7日読了)

  • のほほんとしているが、結構面白く読めた。
    後半の急展開、よくできているのでは。
    今後の展開は難しいとも割れるが、波乃と一緒になって、何らかの事件に係わってくれたら?
    あまり期待せずに待っていることに

  • ひやめし冬馬四季綴~遠州海棠藩の冷や飯食い・一式冬馬は鳥刺しで小遣いを稼いでいるが,母は元中士の次男が鳥を捕らえて売っているのを快く思わない。捕った鳥は父の友で両刀を捨てた原田半之丞の小屋で養生をさせている。ある日,鳥が高く売れそうな屋敷町を歩いていて雨宿りに入った屋敷で絶世の美女を目撃し,友の重蔵に聞くと,次席家老の長女で桜小町の異名を持ち,城下の冷や飯食いの憧れだと云う。ライバルは多く,近づくことも難しいが,妹から手蔓を手繰り寄せ,娘と面会し,その父にも面談されるが,一躍名を挙げないことには如何ともしがたい。主席家老の横瀬が丁字屋から賄賂を受け取っており,過去にも主君の小姓であった冬馬の父が主君に訴えたが,降格の指示が出て下士の身分に落ちた経緯を知り,冬馬は敵討ちと立身出世を夢見て,横瀬を見張るが,次席家老・奥田の動きも怪しい~鳥刺しの技で家老の用心棒を倒し,戦いの最中に刀を捨てた者に容赦は要らない。これはシリーズ化は難しい

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