千年鬼 (徳間文庫 さ 37-1)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198939953

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  • 小鬼とたみの出会い
    宿業
    人鬼とならないよう、駆けめぐる
    切ないけど心強い絆
    気の遠くなるような時を経ても再会できますよう

  • 鬼の種を集めるお話。
    うん、なんていうのか… 一時の思い入れで千年付き合うって根気がすごい。さすが鬼だ…。
    彼がそこまでするほどの価値があるのかなぁ?なんて読んでいてぼんやり思いました。それこそ身を粉にしてまで尽くすのは何故か。まぁそれも人の論なのかもしれませんが。

    遠くに行って、過去の映像を見るという辺り、清水玲子さんだったかな?の漫画を思い出しました。懐かしい。

  • 千年もの間、友だちに取り付いた〈鬼の芽〉が育たないよう見守り続ける小鬼のお話。いいお話です!

  • 初めは鬼を中心に書かれた短編かと思っていましたが、最後に全てが繋がった時にとても感動しました。

    少々言葉が難しい部分もあるかもしれませんが、調べながら読めば小学生でも読みやすい作品だと思います。勿論、大人も十分に感動できる作品でした。

  • 数年ぶりに再読。

    小鬼と民の無垢な心に改めて号泣。
    いつの日か、再び共に過ごせる日がくることを希望したい。

  •  2015-10-04

  • 可愛くて優しい日本のファンタジー。

  • 業を思う。人の想いの強さも。人以上に人の心を持つ小鬼に泣けた。いつか、救われる日が来るといいなという希望がある。たとえ、千年先でも。

  • 2018 1/26

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著者プロフィール

1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞、21年『心淋し川』で第164回直木賞を受賞。著書に『九十九藤』『ごんたくれ』『猫の傀儡』『銀杏手ならい』『無暁の鈴』『曲亭の家』『秋葉原先留交番ゆうれい付き』『隠居すごろく』など多数。

「2023年 『隠居おてだま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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